00.9.1  海老名市役所からシドニー五輪出場!!
 海老名市役所環境保全課の職員小山克仁さん(39歳)がニッポンを代表してシドニー五輪
に出場します。種目は野球。しかし審判員として。なぁんだと思うことなかれ、この種目の
審判員としてニッポンから五輪に出場するのはたったの一人。しかも五輪史上三人目の貴重
な体験となる。成績によって決まる選手としての出場より、人格や見識の問われる審判員と
しての出場の方がよほど価値があると指摘する声もあります。オリンピックは国と国の戦い。
国民の期待と期待の激突であり、それを背負った選手と選手がぶつかり合う戦いをジャッジ
する審判員の責任と重圧は我々には想像もつかないほど大きなものと感じます。今回海老名
市の市役所の中からそのような重責を担う人材を世界に輩出したことは我々市民にとって大
変名誉なことだと率直にそう思います。
 小山氏いわく、ジャッジの一つひとつにに思いを込める。ストライクは打者に対して「絶
好球じゃないか。どうして打たないのか」。ボールは投手に対して「なぜ逃げる真っ向勝負
しなさい」。との思いを込めるそうです。その言葉にえらく感激してしまいました。
 つねに持ち歩くルールーブックの最後の項目に以下のようにあるそうです。
「審判は礼儀を重んじ、いかも公平にして厳格でなければならない。そうすれば人々から尊
敬される。」
 頑張ってください。応援してください。
00.9.2  政争
 山本譲司という代議士が公選秘書の給与を流用した容疑で取り調べを受けている。また、
森田健作代議士は選挙前に買収を計ろうとした容疑で元秘書が取り調べられているそうだ。
まさに政争の匂いを感じないか?前者の山本氏のように政策秘書の給与を事務所経費に充て
ているようなケースなんて実はザラにある。こんな事件が起きるとどうか知れないが、以前
まではごくあたりまえに各事務所で行なわれていたことだ。(と思う)。白川前代議士の秘
書が交通違反のもみ消しで逮捕されだ事件もそうだが、みな巨大な政治勢力に歯向かった結
果、つまらぬ揚げ足を取られてこっぱみじんにされたというような印象がしてならない。
 もっともそれらの事件の発端は大抵足元の身内からボロが出る(裏切られる)ケースが多
いようで「身から出たサビ」と言えることも多いようだが。
 こうして巨大な政治勢力の政争というせめぎ合いの中でまた一人、また一人と政治家が消
えていく姿にはやるせない思いが残る。ヤクザな仕事だなぁと思いつつ、それが現実、直視
できないなら辞めたほうがいい。そう自分に言い聞かせます。
 相撲で負ければ土俵の下に叩き落される。政治で負ければブタバコに・・・・なんて古い
政治をこの国はいつまで続けるつもりだろう。
00.9.3  風土・風習
 どのまちにも風土、風習というものがあると思います。私のまちは何か特別な特色があっ
て有名とか、観光客が集まるような歴史や催しがあるわけではありませんが、古く地味な、
地域に根付いた風習は生き続けています。
 今日はまちの片隅に祭られたお不動様(不動明王)をおまつりする講中、不動講が行なわ
れました。お不動様といえば成田山新勝寺、近いところでは大山不動尊が有名です。大日如
来の使いとして前身を炎に包まれ、刀と縄を持って邪悪を振り払い、仏道に従わない者を無
理やりにでも救済する役目を持った恐ろしくも慈悲に満ちた仏様だそうです。
 私の地域では毎年この時期町内の人々が集まり、お不動様にお参りをしたあと酒盛りに興
じます。まだまだ農村地帯ですのでこういったお祭りを楽しみにしていらっしゃる人が多く
こんなときばかりは私も「セイトのしんちゃん」に戻ることができます。(セイトは実家の
屋号)
 ほかにも念仏講、稲荷講、地鎮講、お釈迦様のお祭りなど様々な講中がこの地域には息づ
いています。
 また古くからの慣わしとしてはこの時期
・道普請(みちぶしん)荒れた道路を村人総出で補修する。
・コサ切り(こさぎり)道路にせり出した木の枝を村人総出で切り落とす。
などの風習が残っています。地域社会が共同体として機能していた時代の名残ですが、その
大切さは今も変わりません。守り育てたいものです。
00.9.4  本会議
 定例議会も二日目をむかえ、今日の本会議では平成11年度の各会計決算の認定が議題で
あり、市長の提案説明の後、各会派により代表質問が行なわれました。
 市長さんも大変だなぁと思います。各派がそれこそ180度も200度も違う角度から質
問をあびせるのにそれぞれ納得させるような回答をしなければならないのですから。しかも
それが一日中続くわけで、その緊張感と重圧たるや大変なもののようです。今日なんて幹部
職員が途中で体調不良をおこして退席する一幕も!?もっとも議会が原因がどうかは定かで
はありませんが。 
 もしかして本会議場のあの独特な雰囲気も関係があるのでは?海老名市の議事堂は真紅の
ジュウタンに赤茶色の大理石風の壁、コゲ茶色の議席に紫色の椅子、ぼんやりとした光を放
つ水銀灯と総てが重々しく重厚なつくりになっています。それは議会の権威や重さをかもし
出すには効果的な演出となっていますが、半面互いに胸襟を開き、ホンネをぶつけ合いカジ
ュアルでざっくばらんな議論をするというようなことはとてもできない雰囲気でもあります。
 是非一度足を運んで見てみてください。  本日の議会傍聴者たったの2名。
PS.9800円のデジカメを購入!そのうち使いこなせるようになったらこの日記にもタイムリ
ーな映像がお届けできると思います。
00.9.5  逮捕かぁ
 政策秘書の給与を騙し取った疑いで山本譲司代議士が逮捕される。
 先日も触れましたが、ホントかよ?というのが正直な感想。(もちろん同氏と私はまった
くの無関係。弁護するような関わりはありません。)
 政策秘書(各議員に1名)や公設秘書(同2名)を自分の女房や子どもなど実態でない者
の名前にしてその給料を事務所の経費に当てている国会議員などザラにいるはずです。今回
山本氏だけが槍玉にあげられる背景にどのような事情があるのかはわかりませんが、鳩山さ
んにしてもカンさんにしてもちょっと冷たすぎやしないかと思いませんか?同志だろ?元秘
書だろ?「議員を辞職させるべき」なんてよく平気で言うよなぁ。
 鳩さんはブリジストンの持ち株だけでも何千億もお金があるらしいから判らないだろうけ
ど、カンさんだったら同じようなことしてたんじゃないのかなぁ? 
 というのは地盤も看板もカバン(お金のこと)も無い者が代議士になったとき、事務所の
維持経費や活動費は最低でも年間一億円は必要になると思われます。その資金はいったいど
のように調達したらいいのでしょうか?よほど悪いことでもするか口利き(今問題になって
いる斡旋利得)で小銭をかき集めるかでもしないかぎり台所事情は火の車のハズ。
 これら3人の公設の秘書に支払われる報酬はおそらく総額で年間2千万円から3千万円程
度になると思われますが、大抵の場合事務所の維持経費として“活用”されているのが実態
です。
 問題は現状の国会議員がこのような不安定な状態のまま政治活動を続けなければならない
実態をカンさんにしても鳩さんについても知っていながらそのことをこの際問題提起しよう
ともせず、トカゲのシッポ切りをしようとしていること。
 このままじゃ世の中の政治家はみ〜んな二世議員か資産家の御曹司ばかりになってしまう
ではないか!?
 「政争の具」そんな匂いのプンプンする今回の事件だが、我々国民も本当にイケナイこと
と情状酌量の余地のあることを見分ける感覚を身に付けなければ、政治の思惑と商業主義の
マスコミに思うように操られてしまうように思うのだが。9/5朝
00.9.6 健康診断の結果でる
 まことに私事で恐縮ですが、7月に行なった健康診断の結果が出ました。各種の項目の中
で基準値をオーバーしたのはγ‐GTPと尿酸値、そしてちょっと太りぎみ、どれもお酒の
飲みすぎと肉食などの食生活が原因と思われます。特に尿酸値についてはいつ通風になって
もおかしくないと脅かされており、焼き鳥とビール、帰りがけにラーメン一杯とギョウザも
いっちょう!みたいな食生活を改めなければ。・・・・・毎回引っかかる項目なので・・・
 今度の議会で予防保健の充実を訴える以上、自分がこれではだめじゃないかと女房にも叱
られそうで、久々に通信簿を持ってかえる小学生の時代を思い返すような気分になりました。
 しかし生まれ育った家のとなりが酒屋でそのとなりがこのあたりでは有名なホルモン焼き
の老舗。あとは畑と農家以外何もない環境で育った私。これは生活習慣病というより風土病
では?
00.9.7 ついに福井県が焼却灰の搬入を拒否!
 私たちのまちのゴミを焼却することによって出る焼却灰。そのうちの多くを埋め立ててい
る福井県の民間処分場が規定に反した営業を行なっていたということで、同県知事より、以
後私たちの焼却灰の搬入を拒否する旨の通知が来てしまいました。もちろん同施設全体のう
ち我々の分はごく一部なのですが、運び込んでいた自治体としての責任を問われそうです。
また新聞にたたかれるのかなぁ?と思うとちょっと気が重い。
 さあどうする?これから関係者一同頭をひねって対策を練るわけだが、なによりもこうい
う切羽詰った状態にあることをゴミを出す市民に知ってもらわなければならない。なにせ我
々は、たとえスプーン一杯分の灰でさえ処分する場所を持たず、不安や危険、破壊を他県の
人たちに押し付けているという事実をいったいどの程度の市民が知っていようか?ぶっちゃ
けて知らせないことにはゴミは減らせないのでは?
 海老名市のゴミを管理する資源対策課には毎日数十本の電話が掛かります。その内容の大
半がゴミに関するネガティブな苦情。「ゴミ収集車がうちのゴミだけ放置して行った。」「
ゴミの分別が厳しすぎる。」「近所の住民のゴミ出しのマナーが悪い。」「ゴミ出し場から
悪臭」「ゴミ出し場をカラスが荒らす。」「他人がうちのゴミをのぞいて行った。」などな
ど、毎日数十本です。なんでもかでも行政に責任を押し付けている場合じゃないと思うのだ
が。
00.9.8 動き出す。小学校の放課後開放
 放課後の小学校を開放し、子どもに自由に使わせる。そして地域住民によって組織された
協力会とボランティアらが指導にあたる。という取り組みが横浜などの先進市で行なわれて
います。学年の違う子どもたちどうしの交流が無いことや、かぎっ子、ファミコンにしがみ
つきっぱなしの子、など人と人との関わりが希薄になっている今の子どもたちに、友達どう
しで思いっきり遊べる場を作ってあげることは我々大人の急務です。
 横浜と綾瀬がいち早く取り入れたこの放課後開放事業に早くから注目し、こりゃいい!と
思っていた私はこの一年、徹底した根まわしに努めてきました。というのはすでに3年前、
この事業を取り入れるべきと主張し、単なる空回りであっけなくつぶれた経緯があるのです。
どんなに良い提案でも俺が俺がで手柄にしようとするとうまくいかなくなってしまうことが
ある。そう思い知らされたものでした。そこで今回は常任委員会の議員による視察を実施し、
各位の認識が一致することを確かめ、みんなで行政にアピールすることに。
 その結果今日行なわれた文教社会常任委員会において「来年からモデル校を設定し、2〜3
の学校で実施する。」という回答を引き出すことに成功しました。
 ご協力頂いた議員各位に心から感謝します。やはり毛利元就の言ったことは正しかった!
一本の矢より三本の矢ですよねぇ。
 それとこれまで介護保険実施の責任者として辣腕を振るったE氏が今回教育委員会に異動
しこの事業に積極的な姿勢をもって頂いたことが良かったのでは。これからも山あり谷あり
大変な事業に挑戦するわけですが、頑張ってほしいものです。
 議員のヤリガイ感じます。
00.9.9 いつまで続ける土下座外交
 確たる信念が自分の中で醸成できていないので、あまりはっきりとしたことは言えないが、
潜水艦の沈没事故についての不透明な対応。抗議する遺族に注射を刺してだまらせる。そし
て今度のスパイ事件である。しかも駐在武官はさっさと帰国。公吏として働きながら情報を
漏らしたバカな自衛官は万死に値するが、日本という国はこの悪魔のような国とその指導者
にいつまで土下座的な外交を続けるつもりなのか?
 新たな紛争の火種はつくりたくない。戦争に発展するような可能性のある摩擦は未然に防
ぎたい。当然である。しかしだからといって媚びへつらうばかりの態度ではいつも相手にな
められるばかりで本当の意味でのお互いの友好発展など望みようもないのでは?あるいは、
餓えた狼相手に、「金持ち喧嘩せず。」なんて気持でいるのだろうか?
 その国にも善良な人がたくさんいるのであろうし、人間は生まれながらにして善であると
相手を信ずる気持も大切である。しかし私たちが日々の生活の中で窓の鍵を開けたまま眠る
ことができないようにそこには当然用心すべき心が必要であり、またそのことが互いの信頼
を築くために必要なのではないか?
 回りくどい言い方だが、国家としてのプライドを持ち、自らの思想と立場、生い立ちを明
確にし、主張すべきはする。許せない行為には毅然と立ち向かう。そういう態度ながなくて
外交など成立するのだろうか?
 外務大臣があの!?河野さん(宮沢内閣の官房長官として従軍慰安婦問題を認め、韓国に
謝罪した人)だからなぁ。
00.9.10 市政報告会
 市政報告会を実施しました。今回は地元の人たちを対象に地域の身近な話題について報告
をさせて頂きました。

 ●選挙の開票ミス問題。
 ●小学校の放課後開放事業について。
 ●中学生の職場体験活動について。
 ●ミックスペーパー運動について。
 ●目久尻川にブラックバス出現。
 ●歯の予防健診について。
 ●ドクターヘリについて。
 ●海老名駅前開発について。
 ●ホームページのPR
 ●etc・・



市政報告会
00.9.11 足がでちゃった!
 昨日は市政報告会に続いて懇親のバーベキューを行ないました。バーベキューなんてい
うのは名ばかりで、神社の境内にゴザを敷いて、ホルモン焼きでイッパイという極めてカ
ジュアルなやり方。なにせ1.000円の会費で賄うのですから、あとは地元産の生姜や野
菜の漬物、煮込みなどなど差し入れ数品と、これまた地元産出、採れたて歌手?!の登場と、
和気あいあいのひとときでした。
 さて一夜が明けて気になる支払い。酒屋や肉屋の納品書とにらめっこ。暑さのせいかちょ
っと飲みすぎたなぁ。17.000円、足りなくなっちゃった!
(公職選挙法にのっとり適正に処理させていただきました。)
00.9.13 一般質問に立つ!
 今日行なわれた定例本会議で今期二度目の一般質問に。

▼主な内容
☆目久尻川でブラックバス捕獲される。
  マニアによる悪質な放流や慈善活動による鯉などの無節操な放流事業が逆に生態系の
    破壊を招いている現状を指摘。市民への啓発を求める。
☆ミックスペーパー運動の推進を!
  言わずと知れた長田オリジナル(?!)ミックスペーパー。市も導入に向けて積極姿
    勢を示す。
☆中学生に職場体験学習を!
  社会体験が不足する現代の子どもたち。中学生による職場体験の取り組みは子どもた
    ちが自らの進路を考え、学習する目的を知るために効果の大きい事業全国でも多くの
    まちで始まっているこの取り組みを海老名市でも!
☆選挙開票事務についての疑問。
  先の衆議院議員選挙で一部の投票所の投票率が290%と発表されたことについて、市選
    管では事務の効率化を図るため不在者投票の全票をこの投票所の投票箱に入れてしまっ
    た事実が判明!違法行為ではないものの「犬猫まで投票したのではないか」と噂された
  この地域の住民感情に配慮し、今後の改善を求める。
☆予防保健の充実を!
  特に歯の健康を守ることが様々な疾病の予防につながることから8020運動(80歳
    になっても自分の歯を20本残そう!という運動)の実施を求める。みなさん、40歳
    になったら毎年無料で歯科の健診が受けられること知ってました?

<参考資料>
    おさだ日記 00.8.26 ついに目久尻川にもブラックバス出現
    おさだ日記 00.8.9 海老名の自然・小川の生態系が危ない!



議場にて(資料映像)

00.9.14 一般質問に問いあわせ殺到!?
 殺到はちょっと言い過ぎですが、昨日行なった一般質問の内容に対し問い合わせがマスコ
ミやミニコミ誌、各種団体より寄せられました。主に目久尻川のブラックバスの問題とミッ
クスペーパーの取り組みについてであります。
 ブラックバスの問題については「そんなにひどいんですかぁ」といった驚きの声が聞かれ
大変なことですねぇということで話は終わってしまうわけですが、ミックスペーパーについ
ては自治会の美化運動の中で取り入れたいがどんな袋なの?とか、袋の作成にお金はいくら
くらいかかるの?袋を何枚か分けてもらえるか?といった具体的な問い合わせがあります。
(この日記を読んで頂いている方はミックスペーパーの特集コーナーを見て知って頂いてい
ると思いますが・・・・)
 うれしいことにライオンズクラブや国際ソロプチミストといった奉仕団体の方たちが独自
にこの運動に取り組みたいということで検討されているとのことです。
 議員をやっていてなによりもうれしいのはこういった“反応”を頂くとき。(そして一番
辛いのは“反応”が無いとき。)自己満足で終わらないよう頑張りまっす。
00.9.15 オリンピックの思い出
 長い長い入場行進。日本選手団の意表をつくコスチュームやたった一人の選手団で入場す
る国。いろんな国がある中でひときわ大きな拍手を浴びたのが韓国と北朝鮮の選手団による
合同での入場だったのではないでしょうか?平和の祭典にふさわしい場面を目の当たりにし
そして涙ぐんでいる選手の顔を見て思わずジーンと来てしまいました。スポーツっていいで
すよね。

《オリンピックの思い出》
 前回のアトランタオリンピックの中で忘れられない場面があります。それは女子陸上の中 距離トラック競技。アフリカの小さな国から出場した女子選手。下位グループながら一生懸 命走っていましたが、いつのまにかランニングシャツからバストがポロリ、懸命に胸元をお さえながらの力走。順位はどんどん落ちていく。しかし最後まで完走した彼女はゴールに入 ると恥ずかしさの余りしゃがみこみ泣き出してしまいました。聞けば18歳の少女とのこと。  その国は長引く内戦で経済状況が極端に悪化しているそうで、それでも8人の選手団をオ リンピックに送り込んだものの、全選手のユニフォームをそろえることが出来ず、やむなく 男子選手のユニフォームを着て出場した結果の出来事だったとのこと。  世界にはそんな国もあるのか。そんな人たちもいるのか。そしてそれは政治がそうさせた わけで・・なんともやりきれない思いと同情がこみ上げてきたものです。  マスコミと興味本位の目とプレッシャーに追いまわされる日本の選手もかわいそうなもん だがメダル、メダルと力まずに「参加することの意義と参加できることの意義」こそ感じな がら頑張って欲しいものです。 グッダイ!
00.9.16 警戒体制つづく
 朝から記録的な大雨が続いています。こんなとき地域の安全確保のため警戒するのも私た
ちの仕事。そして朝から住民の方たちから電話を何本かいただいております。朝のうちは市
の道路整備や水路整備がダメだという苦情に近いものが多かったのですが午後に入って各地
で増水による道路冠水が発生し始め、自動車が立ち往生しているとの通報が入ってきました。
早速現地に行き、水の中に突っ込もうとする通過車輌を追い返す作業に追われています。
 しかしバカなやつはどこにもいるもんで、ダメだと言うのに水の中に突っ込んであえなく
エンコ。ずぶ濡れになって車から降りてきて、「すいません電話貸してください。」なんて
ずうずうしいものです。知るか!と言いたいところですが、しかたがないので一緒に車を押
して救出するとその脇をまた車が突っ込んできてドボン。「すいませ〜んこっちも押して下
さ〜い。」ふざけるなぁ!
 もちろん市役所にも電話して通行止めの処置をとるよう求めますが、こんな日は職員総出
で対応するも間に合いません。困ってしまうのはこんな緊急事態に長々と苦情をたれまくる
市民殿。状況を考えて欲しいものです。
 そうこうしているうちにご近所で床下浸水発生。これからみんなで畳上げです。
オリンピック見たいなぁ!



----------------------------------------------------------------------------------
 やったぁ〜!やわらちゃん金メダル!おめでとう。泣けたねぇ。うぅん野村もやった。ど っちも決勝開始直後の一本勝ちだもんねぇ。うっれしいねぇ。水泳も銀取ったんだって? すっげー。田村亮子選手の場合その人柄がねぇー、すばらしいから余計に泣けるんだよなぁ 好感持てるというか柔道家としての人格みたいなものを感じてなんとしても勝って欲しかっ たので本当にうれしいです。はい。  帰宅するなりみごとな勝利を見せられ感激です。大雨の方もようやく落ち着きはじめまし た。まだ雷はいくらかゴロゴロとやっていますが河川の水位もギリギリでしたのでこれ以上 降らないことを祈ります。
00.9.17 堺屋太一経済企画庁長官をお招きして
 (社)海老名青年会議所の20周年を記念し、堺屋太一氏を招いての公開講演会を行ない
ました。さすがは時の人。朝からテレビで竹村健一との討論番組に出ていたかと思うと続い
て他局の番組にも出演。そのままのネクタイをしめて正午過ぎに海老名に到着。日本経済の
ことを判りやすく2時間コッキリ話をされて行きました。これからのキーワードは「IT」、
「環境」、「少子高齢化」だそうで、亀井静香氏がぶち上げている10兆円(堺屋氏は6兆
円程度と言っているが)の補正予算なども重点的にこの分野に配分していくとの事、1〜2年
の間に全国の学校や役所などの公共施設に光ファイバーなどのネットを構築すると明言して
いました。

――――――― オリンピック観戦記 ―――――――
 くやしぃ〜。あれが一本かぁ?転んだだけじゃん!全然強かったのに負けちまった。女子 柔道楢崎。でも終わったあとのインタビューでの一言は印象的でした。あれが一本では納得 できませんねぇ。と言う問いに答えて「それは私が決められることではありません。」とキ ッパリ。女性が結婚をして家庭を持ちながら再び世界を目指す。その姿勢だけでも充分我々 国民の励みであるのにそのうえこの言葉は立派としか言いようが無い。
00.9.18 中学校の体育祭
 小中学校などの運動会に出没し、あの白いテントの下でニコニコしながら演技を見守るの
も私の仕事。自分が生徒の頃は「なんだあの偉そうなオッサン達は?」と思っておりました
がいつしかその席に座ることになっております。
 しかしこうして体育祭、文化祭、入学式、卒業式と母校にやって来ると学校の状況がよく
判ります。私がこの中学校に在学した頃は第一次校内暴力時代。(金八先生の全盛期)市内
でも最も荒廃(アレ)た学校で、トイレにはドアが一枚もなく。非常階段はタバコの吸殻や
シンナーの袋が散乱しているような状況でした。そして近年もこの学校はかなりの荒廃があ
り、体育祭に行けば種目に参加せずたむろす生徒や、集団のバイクで学校のまわりをうろう
ろする他校の生徒の姿が見られ、先生も種目どころか周囲の警戒に気を取られてしまってい
るように感じました。
 しかし今年あたりはすっかり落ち着きを取り戻し、先生も生徒も年に一度の祭典を楽しん
でいる様子が伺え安堵しております。
00.9.19 横浜市議をお訪ねし
 私の自慢。(というほどでもありませんが)その一つに市外の多くの議員さんと交流して
いることがあります。神奈川県内の各市町村の中でどのまちでも必ず一人や二人は知り合い
の議員や首長さんがいます。会えば立ち話をしたりイッパイやったりする程度の仲のひとか
ら兄弟、師弟のようにしてお付き合いしている方もいます。
 そんな中で今日は私の大学時代の先輩で、横浜市の中区(元町や中華街、本牧など)で横
浜市議会議員をされている伊波洋之助氏をお訪ねし、いろいろと教えて頂いてまいりました。
横浜のような政令指定都市の市議会議員さんというのは我々一般市の議員とは違い、例えば
議員として頂く報酬も私の倍くらいはあるし、中区の人口は海老名市とほぼ同じ、その中で
選ばれる市議会議員はたったの3名ですから24分の1の私にくらべてその責務は格段に重
大であります。
 同氏の場合、繁華街の中に20坪もあろうかという大きな事務所を構え、秘書2名を抱え
また同時に実践している福祉の非営利法人のスタッフが3〜4名働いているという大所帯で
昼食は毎日当番制で自炊。今日はカレーライスを囲み談笑。鼻歌を歌いながら食後の洗い物
をするスタッフの女性を見て、いい雰囲気だなぁ。とつくづく感心してしまうと同時に羨ま
しく思いました。
 午後からは20名ほどの女性支援者と座談会。毎月30回くらいはこのような会をこなす
という先輩はここで救急医療の話をまるで漫談のように語り、終了後「世論を形成するって
のはこうやってやるんだ。宣伝カーの上でマイクを握ってがなりたててもダメ。」と教えて
下さり次の会場に向かわれました。
 すっげー。目がテン。上には上。よぉーし俺もやったるぞぉ!
その他
 中島優氏(前、海老名市人権擁護委員)のお通夜に参列。私が29歳で市議に立候補を決
意したとき、地元の自治会長であった中島氏が手取り足取り地域の事情を教えて下さいまし
た。古い慣習のこのまちで私のような若造が議員になれたのはこの人の後ろ盾があったれば
こそ。ショックです。
00.9.20 霞ヶ関や永田町にいて何が判る!
 昨年一年間、海老名市のお金がちゃんと使われたか?ということを審査する決算審議が行
なわれています。その中でどうしても気に食わないことがあり、ブチギレ気分であります。
それは昨年の今ごろ政府から無理やりにばらまかれた2000億円のお金のこと。「少子化
対策臨時交付金」と称して海老名市にも1億7千万円あまりのお金がやってきました。その
お金には「今年中に使ってしまいなさい。」「ちゃんと使わないと次からお金をあげません
よ。」というむちゃくちゃな条件が付いていました。さぁ市役所の担当者は大騒ぎ、市内の
保育園や幼稚園の責任者を集めてベッドを買ったり棚をつったり、遊具を買ったりで何とか
1億7千万を使い切りました。
 オイオイちょっと待てよ少子化対策だろ?日本の子どもを増やそうってんだろ?保育園の
ベッドや物置が増えると子どもが増えるのか?そんなことで2000億円もの大金を全国に
ばらまいていったい子どもがどれほど増えたってんだぃ。政府のお偉いさんてのは頭がどう
にかしちゃってんじゃないのか?景気対策ってんなら判るよ、でも少子化対策だからねぇ。
そもそも保育園が増えれば子どもが増えるとか子どもの医療費をただにしてやれば子どもを
つくってくれるだろうなんてダレがそんなこと考えてんだ?養育費とか出産費とかソロバン
はじきながら子どもつくってるやつなんかいないっての!「保育料が安くなったからあと二
人いけるねぇ。(生めるねぇ)」なんて会話してる夫婦があったらその方が大問題だっての。
 私は思います。少子化対策なんていう人口政策を政治や行政がやってはいけない!世界の
国々で人口政策をやって成功した例を見たことが無い。中国の一人っ子政策。ルーマニアの
シャウシェスクの子ども事件。フランスの保育所、保母倍増計画。なにかいいことがあった
だろうか?
 子どもが減少する第一の理由は親となるべき若者が子育てよりも自分の人生をエンジョイ
することを優先している結果。第二に国や世界の未来に明るい希望が持てないこと。だと思
います。
 政治の駆け引きだけで何の考えも無く2000億円もの金をばらまく政府にこれ以上任せ
ておいていいのか?またしても10兆円もの補正予算が組まれようとしているが、それはす
べて我々の未来にツケを回すだけのことだと判っているのだろうか?
00.9.21 タウンニュース一面トップにブラックバスの記事
 先日の議会一般質問で取り上げた目久尻川で捕獲され、生態系の破壊が心配されるブラッ
クバスの問題について各方面から問い合わせを頂いていることは先日も報告致しましたが、
取材を受けたマスコミのうちタウンニュース社が早速その内容を記事にしてくれました。明
日の朝配達される号のトップに大きく取り上げられています。是非ご覧下さい。

その他今日の行動

・先日の大雨の爪あと各地に!道路側溝の改修や清掃を市道路課に要請。
・農業用水の問題で市農産課と協議
・ガラクティストとして有名な後藤モーさんとお茶。
・相模湖町長選挙の応援。(候補者の一人溝口正夫氏は大学の応援団の先輩)
・座間市議選挙の応援(市民の党の沖永氏は思想は違うが気の合う先輩。)
          (大矢勝彦候補<元座間市役所部長>は親戚すじ)
・海老名総合病院へ、知人の見舞い
00.9.22 つかの間のひととき
 午前中は農業委員会の代表メンバーの一員として市長と面談、現在の農業が抱える諸問題
について市の対応を訴え、様々に意見交換を行ないました。続いて市民要望のいくつかを携
えて各課をまわり、昼過ぎに帰宅。次の予定は午後5時半からの地元婦人会の会合。このつ
かの間の自由なひとときをどうやって過ごそうか?子どものころ、日曜日よりも土曜日の方
が楽しかったようにこのつかの間のひとときが大きな楽しみです。
 帰宅するや作業服に着替えて自宅前の畑に直行。トラクターでうなった土に、たまねぎ、
あさつき、エシャレット、ニンニク、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどの苗を植
え付け、ついでにホームセンターで見つけたブルーベリーやラズベリーなんてのも畑の隅に
植えてしまったりして、いったいどんなことになるのやら・・・・ちなみに昨年植えたリン
ゴの木はすくすくと成長し、来年あたりは実をつけてくれそうです。
 夕刻前に片付けて再度スーツに着替え、婦人会の環境視察の慰労会に合流。ここでも市長
と一緒になりゴミ問題や教育談義。充実した一日です。

              しかし・・・・・

 帰宅していきなりオリンピックの柔道100kg超級の決勝戦にはまいりました。なんだこ
りゃぁ。ふざけるな!チッキショォ!このぉ。ヴゥー!こんないい加減な審判ありかよ。こ
っちが内股すかしてイッポン取ったのに逆に相手の有効だなんて!どうなってんだ!この大
バカやろう!
 アナウンサーまで悔しさのあまり声を詰まらせて・・・言葉が出てこない。「弱いから負
けた。判定に不服?そんなのありません。」と言った篠原、あなたは立派です。それにして
も・・・・今夜は眠れそうもないなぁ。
00.9.23 永住外国人の地方参政権
 韓国の金大中大統領が来日し、日本に永住する外国人が市町村などの地方議会に対する参
政権を求めている問題が大きな議題となっています。
 この問題についてはすでにかなり以前から参政権を認めて欲しいとの運動が韓国及び北朝
鮮系の住民により展開されており、海老名市議会を始め全国の市町村議会に陳情が提出され
た経緯があります。その時点では当市議会としては時期尚早との判断から不了承としたので
すが、ここへ来て日韓朝の対話促進のための外交カードとしてこの問題が急浮上してきてい
ます。
 これを機会に法案を成立させ、日韓をはじめとする諸外国との友好関係を発展させようと
する政府と連立三党ではありますが、当の自民党内から異論、反対が噴出しており、事態は
一筋縄では収まりそうもありません。
 私個人としては日本で生まれ、日本で働き、日本語を話し、この社会を支えているような
人々が地域社会の政治や行政に参加したい気持があるならば、心広く受け入れることが互い
の理解と繁栄につながるものと思いますし、先日のオリンピックの入場行進での韓国、北朝
鮮の合同の入場行進などを見せられたばかりということもあり、この友好ムードを極東アジ
ア全体の友好につなげて欲しい。そのためには互いに自ら胸襟をひらく努力が必要であり、
参政権を認める度量も必要ではないかと考えます。
 しかし一方でそれら外国人が政治参加するということは、創価学会なみかそれ以上の政治
勢力が出現することと指摘する人もおり、現状の政治体制への影響を危惧する意見がありま
す。また永住外国人もそれならば日本に帰化して名実共に日本人として地方政治に参画すれ
ば良いではないか、それをせずに参政権のみを主張するのはいかがなものかとの意見もあり
ます。この問題については外国人が居住する比率の多い地域の議員とそうでない地域の議員
の間で認識にズレがあるようです。
 結論として、どちらの意見ももっともなもので、もう少し議論を進展させる必要がありそ
うです。そしてなによりもこのような問題が外交上の一枚のカードとしてきったりはったり
される。そういう扱い方をされることを恐れます。そして地方政治への参政権の問題ですか
ら我々地方議員も我が事として考える必要があります。とかくこの手の問題からはソッポを
向きがちな日本の議員さんたちですが、真剣に考える必要があると思います。
 お知りあいに議員がいたらこの問題、意見を聞いてみて下さい。
00.9.24 お墓参りとオリンピックと座間の選挙
 ついにやった高橋の金メダル!よくやった〜。
それにしても、誰が始めたかあのメダルを噛むポーズ。いつのまにか定番になっちゃったん
だけど、どうかねぇ?不謹慎なんて言うつもりはさらさら無い、むしろ始めのうちは可愛ら
しかったけど、みんなやりだすとちょっとネェ。「お前もそれやっちゃうの?」って感じで、
あげく男の選手までやりだすんだもんなぁ。日本人のボキャ貧を象徴してるような気がしま
す。たまには変ったことやって欲しいけど、表彰台からズッコケるのは無しだよね。

 深夜になって座間の市議選挙の開票が行なわれています。海老名の開票ミスの問題もあっ
てかかなり作業にてこずっているようで、午前3時になっても最終結果が出ません。どうや
ら現職で涙を飲む人も多く出ているようです。
 市長選の方は現職の大親分が貫禄を見せつけて勝ち、今後も恐怖政治がしばらく続くよう
ですが、(ちょっと言いすぎかな?)その一方で市民の党が一議席から三議席への躍進をす
るなど革新系というか市長に対し野党的な立場をとる議員が増えそうです。
 方や現職市長の長期政権を許し、一方でそれに批判的な議員を増やすという有権者の微妙
な心理。これをバランス感覚とでも言うのだろうか?難しいですね。
00.9.25 翌日開票にすればいい
 座間市の市議選で開票作業が難航し、朝の5時過ぎになってやっと最終結果が出るという
これまで聞いたこともないような事態となり、有権者の間から批判が出ているようです。そ
してそのたびに「海老名のようなこともあるので・・・」と海老名の開票ミスの問題が理由
にされ、すっかり悪例として定着してしまいました。
 今回は5万枚にも及ぶ票をある陣営の立会人が一枚一枚確認したことで遅延が生じたと新
聞報道がされておりますが、まさに海老名のようなことが発生すれば各陣営とも総ての票を
再点検したくなるのも無理なからぬこと。これからこのようなケースは増えると予想すべき
でしょう。ではどうしたら良いか?
 やはり即日つまり投票の終えた晩に開票などせず、翌日に開票作業を行なうべきと思いま
す。翌日の朝から開票作業を行なえば充分に時間をかけて行なっても夜までには正確かつ信
頼のおける結果が出せるでしょうし、各陣営とも深夜に大騒ぎをしてご近所に迷惑をかけた
りせずに済むし、職員だって夜中の労働を強いられる必要がなくなります。
 そもそも開票をそんなに急いで行なわなければならない特段の理由は無いはず。ただ単に
早く知りたいという気持だけで行なわれていることですし、即日に行なうか、翌日に行なう
かは各市町村の選挙管理委員会の裁量に任されていることでもあります。
 一週間もかけてきた選挙、長い人なら事前の準備も含めると半年以上もの時間を費やして
きた選挙でしょうからそんなに焦って結果を求めなくても良いのでは?
 海老名では次回の選挙以降翌日の開票とするよう求めて参ります。
00.9.26 国会議員のくせに無責任じゃないのか?
 永住外国人の地方参政権付与の問題については先日も触れましたが、自ら結論を出せない
自民党の国会議員が判断を地方自治体に任せてしまおうという無責任極まりない結論を出そ
うとしています。つまり永住外国人に選挙権を与えるかどうかは各自治体の条例で決めなさ
いということにしてしまい、そうすれば国政の場で賛否を争わずに済み、自らが傷つかずに
済むという程度の打算の産物と言えます。
 そもそもこの問題は、明らかに外交カードとして利用しようとしている政府が持ち出して
きた問題であり、その方向を決める国政の課題であるはずです。従って地方議会の意見を充
分に踏まえながら国政の場で責任ある結論を出すべき問題のはず。それを自分たちの意見が
分かれるからといって地方にその責任をかぶせるという態度に激しい怒りを感じます。
 自治体によって参政権に格差が生じてしまうような状況をつくって、これぞ地方分権なん
て、まさか思っちゃいないだろうが。
 もっとも今の腑抜けた国政にこんな決断ができようはずもなく、むしろ地方議会のほうが
よほど良識的な判断で賛否を明らかにできそうですが。いずれにせよ我々地方議員も国任せ
にせず、自らの問題としてこの問題を捉える気構えが必要であるということだと思います。
つまり、突っ込んで言うならば、外国人差別やひいては蛇頭といった国際犯罪の問題なども
今や他人事ではなく、我々地方議員もしっかりとした判断力を持たなければならない時代が
きたということか。
                差別といえば

 議会活動では差別的発言については充分に注意をしなければなりませんが、最近ではこの
差別用語といのも難しくなっていて、ついつい知らずのうちに差別用語を使ってしまってい
ることがあります。実は先日私がおこなった一般質問の原稿の中に“啓蒙”という言葉があ
り、事前にこれは差別用語だと指摘してくれる人があり、助かりましたが、恥ずかしながら
その言葉が差別だとは知りませんでした。つまり啓蒙とは知恵の遅れた人に知恵を授けると
いうような意味合いで受け取られるそうで差別なのだそうです。その他“片手落ち”という
言葉を口にした議員が障害者に対する差別という指摘をうけたこともありました。難しいで
すね。
00.9.27 海老名市役所もなかなか
 わが家の家訓に「あいさつは自分から」というのがあります。とくに朝のあいさつは気持
ちよく自分からしたいものです。
 もう二年ほど前になりますが、あの岩国哲人前市長で有名な出雲市へ視察に行った時の事
市役所の入り口に座っている受付の女性が来訪する市民一人一人に笑顔であいさつし、我々
視察団には立ち上がって「遠いところご苦労様です。」と言われたのには驚きました。数多
い来客の中で我々がどういう客かを瞬時に判断したのか、それとも事前に打ち合わせされて
いたのか判りませんが、これまで色々な市役所を訪れた中で、ちょっとしたことですが、そ
ういうふうにされたのは初めてでしたので感心してしまいました。
 この出雲市はその岩国前市長が徹底して民間の経営感覚を行政に取り入れたことで知られ
ますが、当時部長職員の半数が市長のやり方に反発して退職していったという話を聞きまし
た。
 最近選挙の公約などで行政に民間の経営感覚を!と訴える候補者が多く見受けられますが、
大げさなことではなく、笑顔のあいさつなど、こういう些細な努力の積み重ねが大切だと感
じました。
 ところで海老名市役所は?実は最近海老名市役所の受付に座っている女性は大変愛想が良
いと今日市役所でであった方に言われました。確かにそうなんです。
 今度市役所に行かれたら気をつけてみてください。
00.9.28 9月定例議会最終日
 約一ヶ月に渡って行なわれた定例議会も本日が最終日、これまで審議された各議案の採決
を行ないました。総額8億円ほどの補正予算と平成11年度決算を賛成多数で可決(反対は
共産)。その他教育委員など各種委員の任命承認など27の議案を採決。午前中で総て終了。
ホッとしています。
 表面的には平穏に見える議会ですが、内情は議会側も市長&職員側もこの間は緊張の連続
です。特に厳しい態度で議会に臨む市長を支える側近の人たちはかなりの心労があるのでは?
夕刻には穏やかな表情で「慰労会」に出かけていく職員の方たちの姿も。
 我々の会派も10名が午後6時半に居酒屋に集まり、5千円会費の慰労会。会期中の色々
な出来事を肴にイッパイ。
 以前に比べて落ち着きとまとまりのある議会運営が続き、ゴタゴタと些細なことでもめた
り、個人的な問題で中傷があったりということはまったくありません。そのことは大いに喜
ぶべきで・・・・・・刺激が無いなんて思っちゃいけないんだろうねぇ。
00.9.29 リンクして頂きました
 ありがたいことに私のホームページに目をとめてくださり、リンクして下さった方がいま
す。「おぎの情報局」というページ(下記)で厚木を中心に地域の情報満載のページと憲法
問題に関するご意見など見ごたえのあるホームページです。
 当方もこれまで相互リンクをさせて頂く相手が無く、リンクのボタンが逃げるという怪現
象?!が発生しておりましたが、そろそろリンクページも開設したいと思っております。
 どなたかリンクさせて頂けるページがありましたらご紹介下さい。

http://plaza9.mbn.or.jp/~sone1997/

その他本日の行動

 1. 海老名市農業委員退任式。3年の任期を終えた委員さんの労をねぎらう会でなんと私
   も生まれて初めての感謝状を頂いてしまいました。
 2. 海老名市と藤沢市をまたぐ水田地帯で農業用水に汚水が流入する被害が出ており、汚
   染の発生源と推定される複数の施設の責任者に面会を申し入れる。
00.9.30 息子の運動会
 去年の運動会は選挙直前であったことから息子の初めての運動会を応援できませんでした
が今年こそはと参加してまいりました。
 二年生の長男一人に対し私と妻、次男、妻の母、私の母、妻の姉、私の妹とその子ども二
人と総勢9名の大応援団を結成。磐石の態勢で運動会に臨む我が家。私の少年時代は運動会
命!徒競走で6年間常勝を誇り、地区対抗リレー、紅白対抗リレーの選手を兼務し、マラソ
ン(2Km)でトップ争いを演じてきたもの。我が子の活躍を胸躍るような気持で待ち、更に
妻は妻で体育推薦で体育系の高校に進学した経緯を持ってあり、その母はソフトボールでイ
ンターハイ優勝、実業団高島屋のエースとして活躍した猛者。我が母ときたらタンスの奥か
ら中学生時代の記念の品々を発見したとき砲丸投げで優勝した賞状が見つかり、秘密の過去
を暴かれたことにえらくショックを受けていたご人。
 そんな荒くれ者の熱い視線とドスの効いた声援を背に我が子は?・・・なんとリレーの選
手には選ばれてない?!どうして?足の裏にカラスウリを塗ってやったではないか?
(古いねぇ。足が速くなるオマジナイ)
 でも本人はいたって平気、むしろ「A君はすっげぇ足速くて、B君なんか先生より早かっ
たんだもん。Cちゃんなんか女の子なのにオレ完全に負けるもん。すっげぇよなぁ」なんて
友達の自慢を始める始末。
 徒競走では「手で風を斬るようにして走れ。」と教えたらすっかり気分はカールルイス。
しかし結果は三着で、がっかりしてるのかと思いきや「アドバイスがきいたゼ!」だもんな
ぁ。まぁ素直に育ってくれているということで・・・・。良しとしましょう。
トップページに戻る