01.03.01 政治を学ぶ学生諸君へ
 T大学の学生ゼミでこのホームページが教材として取り上げられているそうです。
困ったなぁ。学生の諸君にタメになるようなことは何も書いてはいないのだが。。。
 
 私は高校生の時に「反戦フォーク」を聞き「安保闘争」をテーマにした授業の影
響で学生運動に興味を持ち、マルクスの資本論を2ページだけ読んで、タオルを顔
に巻いて学生デモに参加したのが政治にハマったきっかけの男です。
 ろくに勉強もしなかったので大学受験は惨敗。 浪人すればますますダメになる。
 という周囲のアドバイスに従って、一つだけ受かった大学に入学。なんとそこでは
右翼に染まり、肩で風を切って学内をうろついていたものです。実にいいかげんだ
よね。
 先輩の紹介で香川県出身の自民党代議士の事務所に出入りを始めたのもその頃で、
当時はバブル景気も真っ只中。銀座のクラブをツケで飲み歩いたこともある。
 こりゃぁやめられない。とばかりに地元の県議会議員の秘書になったのだがそこ
で待っていたのは永田町とはまるで違う「かばん持ちのドサまわり」の日々。しか
しその頃には「俺も政治家になってやる」という目標があったのでなんとか5年の
修行時代を過ごすことができた。
 29歳で市議になって今こうして日々の活動を行なっているわけですが、もし学
生の諸君が政治を学ぶなら是非“政治家”になって欲しいと思う。市議でも県議で
ももちろん国会議員でもいい。目指してほしいのです。若い政治家が増え、政治を
行なう者の層が厚くならなければやはりこの国は良くならない。と思うからです。
地盤?看板?そんなものは無いほうがいい。やり方はいくらだってあるんだから。
むしろ何も無いところから「良いことは良い。悪いことは悪い。」という透明な気
持ちで今の政治を見つめられたらそれが一番大事なことだし、求められていること
なのだから。
 もし政治の現場を見てみたいヤツがいたら連絡を下さい。長田進治の議員活動の
ありのままを見せて差し上げます。
 授業料は要りません。「志のみ持参のこと」

01.03.02 少子化、一考@
 学生時代にある国際ボランティアでタイに入国していたとき、あるスジの計らい
でタイとベトナムの国境付近にある「サイトB」という難民キャンプを訪ねたこと
がある。地雷の恐怖をのりこえてベトナムから亡命してきた難民を収容する施設だ。
今でもあのときの光景は忘れない。エリアの大きさは想像しにくいがおそらく海老
名の社家とか国分とかいった程度の広さの山間に何万人もの人がひしめいている。
正確な数字はわからない。竹で作った高床の掘っ立て小屋、無気力な大人の顔。そ
して波のように押し寄せる、子ども子ども子ども子ども子ども子ども子ども子ども
子ども子ども子ども子ども子ども子ども子ども子ども・・・・・・
 何かをもらおうとしてむらがりついてきて、その数の多さに今でもうなされそう
な思いがする。
 このキャンプは米国と日本からの非公式な援助によって成り立っている。とガイ
ドが耳打ちした。このキャンプではごくわずかの間に人口が数倍に膨れ上がったと
いう。新たな難民が流入するのではなく、次から次へと子どもが生まれてしまうの
だそうだ。女性はたいてい10名くらいは子どもを産むのだそうだが。何もやること
が無いこともあるが「命の危機が子どもをつくらせる。」というような意味のこと
もそのガイドは言っていた。カバンの中に忍ばせていたコンドームを置いてこよう
か?とも思ったがこれじゃまさに焼け石に水だ。
01.03.03 少子化、一考A
 私は野菜を作るのが趣味で家庭菜園には幾種類もの野菜を栽培するがなかなかプロ
がつくるようなわけにいかない。ある農家の方にうまくいかない理由を尋ねたことが
ある。師いわく、栄養の与え過ぎだと言う。肥料や水を充分に与えてしまうと植物は
花も実も多くはつけない。一方適当な時期に水をやらずいじめてやると植物はいっせ
いに花を咲かせ実をつけるのだそうだ。つまり「生命の危機」を植物も感じ、種を保
存しようという能力が働くということなのだそうだ。農家の人なら大抵はその原理を
知っているとう。「人間だって同じだぜ。」ともその方は言った。「貧乏人の子だく
さん。とか痩せた女性のほうが安産だとか言うだろ。」なるほどそうかもしれない。
恋をした女性が美しくスレンダーになるのはもしや種の保存のための準備ということ
か?そう言えば男も疲れた時の方が性欲が増すという話はあるし、戦地におもむく兵
士がその前にしようとすることといえば大抵は「種の保存」ということかもしれない。
 とすると、逆にこれまで日本民族が経験したことも無いような豊かな今の時代。人
々の生殖能力が衰え、子どもの数が減るのはむしろ生命の科学であり、自然の摂理と
いうことか?
01.03.04 感動のひととき
 その迫力、息の合ったチームワーク、独創性、どれをとってもほんとうにすばらし
いの一言。「相州海老名東柏太鼓」このページでも以前よりピーアールしておりまし
たチャリティーコンサートが本日開催されました。やはりお客さんは正直ですね、超
満員。藤沢の市議の方もお見えになっていました。いわく、
「うちの近所の子どもがね、この太鼓をやりたくて神奈川じゅう探し回って東柏にめ
ぐり合って、もう夢中なんだよ!そのご縁で今日見させて頂いたんだけど、いんや〜
藤沢には無いんだよねぇこういうの。うらやましいなぁ〜。」
 とのこと。本当、見てない人に説明のしようがありませんが、次回は是非!!

 追伸、先日発行しました、長田進治の議会報告「アクティブVOL.22」をこのページ
に収録致しました。重たくなってしまうので写真を省き文章のみとなりましたが、是非
ご覧下さい。 
01.03.05 13年度予算に対する代表質疑
 平成13年度の予算案に対して会派を代表して質疑を行いました。今回市長にぶつけた
質問の要旨は、厳しい財政状況の中で厳しい予算査定を行い他市と比較しても健全な財
政状態を保っていることを大いに評価するとともに、少ない予算でより市民に喜ばれる
施策を講ずるために努力して欲しい。ということと、行革の視点からすでに行政の守備
範囲を超えた事業である「市民休暇施設・蓼科(タテシナ)荘」の撤退などを提案しま
した。
 残念ながら、蓼科荘の撤退について市長の回答はNO!。撤退の考えは無い。とつっ
ぱねられてしまいました。

 蓼科荘での思い出
 2年ほどまえに家族でこの施設に宿泊してきた。  ロビーはきれい。立派なホテルなみだ。管理人さんは愛想が良いし清潔だ。部屋は? いかんせん建物が古いので歩くとミシミシと音がする。トイレと洗面所は共同で、もち ろん部屋風呂は無い。外からは沢を流れる水しぶきの音がするし木々の緑は鮮やかで情 緒は満点だ。浴場は決して広くはないがタイルは清潔に磨かれている。  食事は広い講堂というか元は体育館であったようなところを改装した部屋で、総ての 宿泊客がそれぞれのテーブルでとる。時間はもちろんご自由にというわけにはいかない。 料理はうまいし、ボリュームもたっぷり、たしかビールも安かった。2千円だかの食事代 は総て原価だそうだからそれは豪華なはず。一般のレストランなら原価率は3割とか4割 だろうから。  しかしホテルと違って人手がたくさんあるわけでないので手をたたいて「お〜いおねぇ さんビール!」なんてやるわけにはいかない。そういう雰囲気ではないのだ。“公共の宿” なんだし宿泊者の多くが海老名の人かと思えば、大また広げてビールをグビグビやるの も気が引ける。別に議員だからというわけでは無い。  食事の最中にちよっとした事件がおきてしまった。2歳の次男がテーブルを離れて走り 出してしまったのだ。それを停めようとして長男がまた走ってしまった。とたん二つ離れ なれたテーブルの女性がキッとこちらを睨んで言った。「静かにさせて下さい!ここは “公共施設”ですから!」  もう女房も私も顔面蒼白である。子どもが何か言おうとするたびに「シーッ!」と人 差し指を口にあてねばならない。  食後は空いた皿を重ねてテーブルのすみに置いとけ。ということになっている。もう バカっ丁寧なほどにきれいにして・・・・何を食ったか判らない。自業自得だが、なに せここは“公共施設”なのだ。  夜はまぁ退屈だわな。公共施設のせいか余計な娯楽施設は何も無い。子どもも「走る な!大声だすな!」と親に叱られてしょげ返っている。  翌朝はシーツをたたんで廊下に出しておくのでそうだ。“公共施設”なんだからその くらい当然だ。もう、耳と耳をそろえてお預かりしたときよりピンピンだ。  宿泊費はひとり5千円くらだったか、まぁしかたないや“公共施設”に泊めて頂いたん だもの。と家族をなぐさめながら家路につく。まるでジョージアの宣伝に出てくるハマ ちゃんみたいだ。  でも税負担も考えれば一人1万5千円くらいは負担していることになるんだよなぁ。 なんて頭で計算しながらの家路は長かった。  もう二度と来まい。と思ったものだ。
01.03.06 意見書の提出を取りやめたわけ
 海老名市議会では昨日の本会議で「えひめ丸の早期引き上げと原因の究明」を求める
意見書を全会一致で政府に提出する方針を固めておりました。ところが当日の朝になっ
て新聞各紙が「米国政府がえひめ丸の引き上げをオランダのサルベージ会社に委託」し
たことを報じたことから、我々は緊急に打ち合わせを行い、すでに引き上げが決まった
ものに対し、「引き上げを求める意見書」というのもいかがなものか、ということで一
旦これを見合わせ、後日更に踏み込んだ内容のものとして意見書を提出しよう、という
ことに致しました。
 ところがその日、相模原市議会などが文字通り「早期引き上げを求める」意見書を採
択したことから、そのことを報じる某大手新聞に、「海老名 急きょ取りやめ」との見
出しで報じられてしまいました。県議会をはじめ県内の各市が同様の意見書を採択して
いるとも報じているため、あたかも海老名市議会はこの問題に無関心であるかのような
印象を市民の皆さんに与えてしまったようです。(自宅へ市民の方より電話での抗議あ
り。)
 私たちは決して無関心などということはありません。誤解です。内容を良く読んでく
ださい。タイミングが悪かっただけです。後日もっともっと踏み込んだ内容で政府に訴
えたいと思っておりますのでどうかご理解下さい。 (>_<) 
01.03.07 じゃがいも
 午後から会派主催の勉強会が予定されていたので午前中のつかの間の時間、我が家の
畑にじゃがいもの種を植える。3Kgの種は3ヶ月で実り、一家四人が年内いっぱい食べ
られるだけの収穫となる。
 先祖伝来の畑はふかふかとした黒土に豊かな養分を蓄えている。ふきのとうが芽を出
し、昨秋に種を蒔いた京菜は冬の寒さに耐えてなおいっそう青さを増している。
 今日も議会へ出向けばのっぴきならない事態が、待ち受けている・・・かも知れない。
意見の違う議員といがみ合いになるかもしれない。水面下の根まわし、なんてのも議員
の仕事ではある。
 世知辛い議会活動のあいまに“農”という場を持ちリフレッシュできる自分は実に幸
せ者だと思う。
 最近では(議員活動のかたわらで)農業を生業にしようか?と真剣に考えることもある。
01.03.08 献血
 市役所に勤めるある部長さんから頂いた「日めくり」の今日の標語は「献血は立派な社
会奉仕」とある。
 昨日知人より、三歳の女の子が出生以来の重病で、O型の血液が必要、協力者を募ると
いう連絡をもらった。私は何かと問題視されがちなB型でしかもサソリ座でヘビ年生まれ
(関係ないが・・)ときている。そこでO型の女房が協力することにしたが、献血には苦
い経験がある。
 あれはもう6年くらい前のこと、友人の親戚の者が心臓の大掛かりな手術を受けるとかで
B型の血液を必要としているという連絡を深夜に受けた。「なんで俺がB型だってわかっ
た?」と聞くと「そのマイペースな性格だ。」と友人は言った。それはともかく、だれで
も人の役に立って喜ばれたいものだが、とかくその傾向の強い自分である。「おっし、わ
かった。」翌朝勇みこんで病院に乗り込んだのである。
 病院の救急センターには同じように献血を依頼された人が7〜8名、心配そうな顔で集まっ
ていた。まさにこれから手術が始まるところだという。重苦しい空気。
 まず始めに我々は血液検査を受けなければならない。
 健康には自信があった。しかしその結果・・・・・・
「あなたとあなたはは帰って良い。」と数名のひとが名指しされた。その名前の中に自分
の名を聞き取った。
「では残りのひとはこちらへどうぞ。」  ボーゼンとする自分。
 「ちょっちょっちょっ・・・ちょっと待ってくださいよ。なんでダメなんですか?どこ
か悪いって言うんですか?俺の体は?」
 と食い下がるじぶん。看護婦さんは冷静な声で言った。
「お酒の飲みすぎですね。γ−GTPが通常の数値より高くなってます。」
ガ、ガ、ガンマ?
「これだと患者さんの肝臓に負担がかかってしまいます。」
「びっびっ病院へ行ったほうがいいですか?」
「いやそんなに心配することは無いとおもいますけど。」
「さぁ急ぎますので、、みなさんこちらへ。」

 献血もできないようなカラダじゃ、えらそうな事云えませんよね。せめて今日は禁酒日
としよう。
01.03.09 自民党について
 いよいよ森政権も終焉のときが近づいたようだ。思えば密室での“生まれ方”に問題が
あった言わば鬼っ子をみんなで寄ってたかって・・・という印象はあるが、いかんせん民
主国家の宰相の問題だし、本人もそのことの意味は承知の上で生まれてきたのだから、今
さら同情の必要もあるまい。
 さて気になる後継問題だが、どうやら自民党の国会議員と各都道府県の代表者による選
挙なんてやり方でお茶を濁そうとしているらしい。つまり自民党もすっかり単なる一政党
に成り下がってしまったということか。
 かつての自民党とは、特定の政党、例えば共産党とか社会党とかの支持者でないひとは
みんな“ゆるやかな自民党支持者”であったように思う。党員でなくても、だれかの後援
会に入っていなくても、ノンポリでも日和見(ひよりみ)派でもまあ一般的な感覚の人は
みんな自民党的な人である。という雰囲気があったし、自民党はそういうフトコロの深さ
を持っていたのでは?これこそ国民政党というやつであり、その一般的な人のことを今は
無党派層と呼ぶのではないか?
 かつてゆるやかな自民党支持者だった人たちが自民党に愛想をつかしたことで「無党派
層」という新しい分類が生まれた。と考えるべではないか?
 さてなぜこのような状況になったかと言えば当の自民党が自ら単なる一政党に成り下が
ったから。というほかない。首相の選び方一つとっても、まったくの国民不在、党の内部
でお偉いさんたちが勝手に決めてしまうから“ゆるやかな支持者”にとっては実につまら
ない話ではないか。さらに党員とか組織とかで一般国民との間に線を引いた時点で自民党
は国民政党から一政党に転落したのだ。
 例えば自民党の中から複数の候補者を立てて総ての国民による選挙を行なってみたらど
うかと思う。無党派と言われる人たちこそ大きな関心を示し、自民党が再び国民政党とし
ての地位を獲得できるチャンスであると思うのだが。
 国民投票なんてすればただの人気投票になってしまう。つまり衆愚政治になる。と心配
されるかも知れない。しかし大衆ほど賢明なものはない。少なくとも人気ゼロの首相より
はマシであろうし、派閥の力学から脱しえない今の自民党連立政権こそ“衆愚”な政治だ
と思うのだが。
01.03.10 玉三郎
 「平成の玉三郎」と呼ばれる芸人さんがいます。厚木出身の山田りゅうじさんと言いま
すが、女形をやらせたら天下一品の呼び声たかく、梅沢富男もかなわない、九州地方など
では絶大な人気をほこる役者さんです。
 以前私が秘書をしていた県議のイベントでこの方に出演して頂いたことがあります。相
模川の河川敷でのバーベキュー、トラックの荷台をステージに、楽屋はイベントテントで
周りに幕を張っただけ、ゴツゴツの石の上にゴザをしいて、まさにホコリまみれ。
 「こんな場所で着替えをさせてしまって申しわけありません。」化粧を重ねるたびに美
しくなっていく玉三郎さんに私は思わず謝ってしまったものです。「音響もあまり良くな
いし、ステージもご覧の通りの狭さで・・・」
 しかしその玉三郎さん、まったく意に介せず「与えられた場所でやります。」という趣
旨のことを短く語っただけでした。
 そのステージはまさにスゴイ!女よりも女らしいというか、「色っぽい」とはこういう
ことか!と改めて感じいってしまいました。(以来女性の見方が変ったような気もする。)
なにより観客も一体になって「ニッポンイチー!」なんて掛け声が乱れ飛んで、それはも
う大変な盛り上がりでした。
 その物腰、態度、気合、芸人という職業の人の凄さを見せ付けられた思いでした。

 一方、本物の玉三郎こと坂東玉三郎氏。自ら企画した横浜の「21世紀座」の施設が気に
入らないと逃げ出し、問題となっている。
 今日の報道によれば岡崎知事は玉三郎氏の態度を「信義にもとる行為」とし、裁判に訴
えることを検討するそうだ。朝のワイドショーでもこの問題を取り上げている。しかし、
テレビの連中の意見は一様に「玉ちゃんかわいそう。」みたいなコメントをしている。つ
まり「彼は芸術家で潔癖主義で、そういう人だから芸術に専念させてあげたいし、裁判な
んてかわいそう。」 というようなものだ。
 バカを言っちゃイケナイよ。人の信頼を一方的に裏切っておいて芸術家も潔癖もあった
ものか!法的に問題のある行為なら相手が芸術家だろうが政治家だろうが提訴するのがあ
たり前じゃあないのか?
 歌舞伎が伝統とかしきたりが、とか言うなら21世紀座じゃなく19世紀座と名乗れば良か
ったのではなかろうか?
 ただ岡崎知事に言いたいのは、裁判なんかする必要無いからそんなもの買うな!という
こと。最近独断が目立ちませんか?岡崎さん。
01.03.11 耳マーク
 海老名市では耳の不自由な方が市役所の窓口や文化会館、コミセンなどの公共施設を
利用する際、気軽に筆談での対応を求めてもらえるよう「耳マーク」のプレートを各施
設のカウンターに設置する事にしました。
 こんなちょっとした気配りが心のバリアフリーを実現してくれるのではないでしょうか。



・・・・でも・・「申し出て下さい。」ってのはどうなのかなぁ????

01.03.12 学生からの提言
 最近ではEメールによる相談や提言を頂くことが増えています。今日は学生の方より頂
いた提言!?疑問をご紹介します。

 教育施設での禁煙と分煙の徹底について
 海老名市役所では空気清浄機を設置した喫煙コーナーを設けるなど、かなり徹底した分 煙が進んでいるが、教育施設である青少年会館やコミセンなどでの分煙が不充分に思う。  これらの施設では職員が自席でタバコをくゆらす姿をカウンターごしに見かける。また 小中学校の職員室などはきちっとした対応がされているのだろうか?  とのこと、ん〜。確かにそうかもなぁ。さっそく実態を調査してみたいと思いますが、 私が中学生の頃の先生は、生活指導をしながら、進路指導をしながら、あるいは部活の指 導をしながら、タバコを吸う姿は日常的に見かけられたし、今でもそうなんだろうか?
01.03.13 人は
 だれの詩だったか、「人は正しいことを他人(ひと)から言われるとき、もっとも傷
つきやすいものだ、ということを知っていることが大切だ。」といった内容のものがあ
った。
 議員として正論を吐くことはさほど難しいことではない。大切なことはその正論の受
け手の気持ちを察することだろう。

 しかし、かといって迎合することはしてはならない。議会と行政の間には一定の距離
と節度が必要である。それを忘れると“議会の内部化”と言われるように議会が行政に
対するチェック機関としての機能を失い、行政の中に埋没してしまう。

 わかってもらえるだろうか。
01.03.14 気遣いの政策
 海老名市では国民健康保険加入者で、子どもを出産する親に一時金として30万円を
支給して来ました。しかし、そのお金が支給されるのが出産後1ヶ月程度経過してから
のことなので、実際には出産費用は一時的に親がくめんしなくてはならない。という状
況でした。
 そこで「どうせ差し上げるなら出産前に支給してあげた方が病院への支払いの時、親
は助かるのではないか?」という声が議会でもあがっていました。(公明・小保方議員)
 海老名市では今年4月1日より出産を控えたご両親に出産予定日一ヶ月前から30万円の
うちの8割にあたる24万円を無利子で貸し付ける制度をスタートさせます。(出産後、残
りの6万円が支給される。死産、流産などの場合も妊娠4ヶ月を経過していれば支給対象と
なり、双子等の場合は二倍、三つ子なら三倍支給される。)
 私などもそうでしたが若い親にとって数十万円のお金をつくるというのはなかなか大
変なこと、海老名市としては特別に経費がかかるわけではないし、「気遣いの施策」と
言えると思います。財政難の時代、こうした細やかな制度改革をどしどしとやって欲し
いものです。
01.03.15 夢のある話 なるか!永池川再生
 三月定例議会、一般質問初日、質問に立った高橋進議員は、「永池川を考えるワー
クショップグループ」によって提案された、永池川の再生についてのアイデアを示し
市の対応を求めた。これはこの川を管理する県の主導によって行われたプランニング
で、概ね10年後の理想的な姿をイメージしたものだそうだ。



 上のほうに見えるのは東名高速道路、左の建物が市の美化センター、右手にはサイ
クリングロードを走る人やベンチでくつろぐ人。川で釣りをする人などの様子が描か
れている。
 過大な期待はしないとしても、とりあえず夢はあるよなぁ。
01.03.16 一般質問第二日目
 ダレが呼んだか知らないが、ブンヤさん(新聞記者)が数名傍聴席に陣取って午後
の一般質問が始まった。誰かが行政の過失やスキャンダルを暴露する爆弾発言でもや
らかしてくれるのか?と内心期待に(期待しちゃいかん!)胸ふくらませていたが、結局
終わってみれば何事も無く、、、、しいて言えば一部の議員が市の『塩漬け土地』の
問題を指摘したくらいで、あれでブンヤさんに声をかけちゃったんだったら、ブンヤ
さんにえらく申しわけない話だなぁ。と思った次第です。

以下塩漬け土地に関する解説。 市役所の方などこの問題に詳しいる方は読むほどの価値はありません。
 塩漬け土地とは、あのバブル景気のころ、道路建設にしても公園整備にしても、あ るいは学校をつくる、といったことについても行政が仕事をするためにその用地(土 地)を確保するのには大変な苦労がありました。なにせ土地神話と言われたように土 地さえ持っていれば永遠に価値が上がり続けるとだれもが思っていた時代です。行政 が公共事業のために土地を買収するには必ずと言って良いほど代替(だいがえ)の土 地を用意するよう地権者から求められたもの。  そこで国は公有地拡大法という法律をつくり、市役所が土地開発公社という別組織 を持つことによって、買える土地があったら特別に使用目的が無くとも先行して土地 を買っておいても良いことにしました。  当時どこのまちでも好景気の恩恵により財政は豊かで、お金が余っていたし、土地 を買っておけばそのうち値上がりして利益を生んでくれると考えていましたので、市 は売ってくれる土地があれば積極的にこれを買いました。  話はちょっと違いますが、当時海老名市では、かつて使っていた古い市役所の土地 (現在の第一ホテルの場所)を売り、今の場所に大きな市役所を作ったのですが、土 地を買って建物を建てて、それでも結局何百億円もお金が余ってしまった。というま さにバブル体験をしたものです。  ことろがダレもが予想しえなかったバブルの崩壊。蓄えていた土地は急激に値下が りしました。そして買い蓄えた土地は、買ったときの値段では到底売却できないばか りか、その間の金利も重なり、売るに売れない不良資産となってしまいました。  このようなことから利用しないまま放置されている土地を一般に塩漬け土地と言い、 これは全国どこの自治体でも多かれ少なかれ抱えている問題です。  簡単に考えれば、損してもいいから早く売っちまえということになるのですが、売 って損益が発生した場合、その責任はダレがとるのか?という問題があります。もち ろんダレの責任でも無いと私は思うのですが、なかには損が出たら市長の責任だから 損害賠償を求める監査請求をする!なんて考えているバカがいて、全国の自治体がこ の問題に手も足も出ないでいる。というのが実態。  まして海老名の場合、当時の市長さんはとうに引退しています。それなのに現在の 市長さんに「責任取れ」と息巻くのはおかど違いというもの。あのバブル崩壊やその 後こんなにも長引く不景気を予想できたら、きょうび銀行や大企業が倒産するような ことにはなってないでしょ!  安っぽい正義感で行政の責任ばかりを追及してきたおかげでかえって問題が長期化 し、深刻化してしまっていることを少し考えなくてはならないと思うのです。  前向きに建設的にとらえたい問題です。
01.03.17 卒業式
 我が母校有馬小学校は創立108年目を迎える伝統校。校長先生は私が5,6年生のとき
に担任をして頂いた山崎先生。卒業式にやってくる地元の自治会長さんなどの来賓や
父兄の多くがこの学校の卒業生だ。ちなみに海老名市の教育長も私のとなりのクラス
の担任であった。
 今こうして自分が学んだのと同じ校舎で自分の子どもが日々を過ごし、自分が教わ
った先生に我が子も指導してもらっているかと思えば何やら妙な思いがする。しかし
それが伝統というものの良さなのであろう。
 こうして母校の卒業式に同世代の先輩や後輩たちが、今度は親として学び舎にもど
ってくる姿を見ると、私たちのまちが都市化のなかで失ってしまった“人と人とのつ
ながり”のようなものを改めて再生できるのではないか。という予感がする。
01.03.18 OFF
 ご先祖様の墓参。
01.03.19 政治団体収支報告
 おさだ進治後援会という団体は政治団体として登録されています。この政治団体は
毎年一回その収支を県選管に報告しなければなりません。
 今日はその手続きをしてまいりました。
01.03.20 都合により全文削除

01.03.21 事情により全文削除

01.03.22 予算委員会
 朝から夕刻までビッシリの審議です。今年は委員長として仕切り役、居眠りもでき
ません。
01.03.23 料亭
 飯山温泉元湯旅館。ここを料亭と言うか?は別として県央界隈ではなかなか華やかな
旅館である。
 私が厚木の県議会議員の秘書、というより運転手をしていた頃、バブル景気の只中と
いうこともあり、三日と空けずにここでの宴席にやってきたものである。もちろん運転
手兼カバン持ちの自分は中には入れず豪奢な山門の前で先生の帰りを2時間も3時間も
待ち続けるのが日課であった。いつでも目の前をキレイな着物を着て通る芸者さんに「
お兄さん今日も待ちぼうけ?」と冷かされたものだ。そんなとき「俺もそのうちこんな
ことろで酒が呑めるようになりてぇ。」と思ったものだが。
 時は移りてあれから10年、そこに永い不況の時代があり、自分は市議会議員に。そ
して今日久方ぶりにこの旅館にやってきた。「変らねぇなぁ。」そんな思いで山門をく
ぐった。その続きは・・・?ナイショ!
01.03.24 コーヒーぶれいく(来訪者)
 晩秋から初春の季節まで、わが家のバードフィーダーには様々な鳥がやって来ます。
今日は毎日必ずやってくるメジロをご紹介。



その他わが家にやってくる鳥は、おなが鳥、スズメ、ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリ、
キジバト、シジュウカラ、など。
01.03.25 中学校で給食が行なわれていないわけ
 海老名市の中学校では18年ほど前から給食が実施されていません。(牛乳のみ配布)
選挙の時など実に多くのお母さん方から中学校での給食実施を要望されますが、いつも
私の回答は歯切れが悪く・・・なぜなら、私自身がかつて行なわれていた給食を無残に
も食べ残して給食廃止の原因をつくった当事者(生徒)だからなのです。そして当時7
万人の市民の反対を押し切って給食廃止を断行した当事者が今の亀井市長、当時の学校
教育課長。
 先日、ある議員さんが「亀井さんはビタミン愛、なんて言って給食を廃止したけど、
ビタミン愛なんてあるものか。」と言っておられました。しかしあの給食を食ってきた
私には亀井さんの言うこともわかる気がするのです。
 とにかく当時の中学校はひどいもんでした。第一次校内暴力世代。マンビキ、カツア
ゲ、シンナー、暴走族に牛乳爆弾。 牛乳爆弾てわかります?空からビンのままの牛乳
が降ってくるんですよ。パーン!校舎のまわりに異臭が漂う。トイレのドアは一枚も無
い。つまり破壊されている。あとビニールの小袋に入ったジャム、あれに小さな穴をあ
けてピュー!これで戦争ごっこ。給食を配膳室にとりにいけば、たまにうまそうなおか
ずがあればもう半分くらいは食い散らかされてる。だからトリカラなんてメニューの時
は三時限目くらいから気をつ付けていないとならない。スープなんて危なくて飲めたも
んじゃない。よくかき混ぜてから飲まないと底から何が出てくるか???
 もっとも小学校から通して9年食べつづけたその給食の味と匂いにすっかり飽きてし
まっていたのは自分だけではないのでしょう。多くの生徒はその惨状を表情の無い顔で
眺めていたように思います。
 つまり給食は“続けられない”状態におちいったというのが事実で、ビタミン愛はあ
とづけの理由。でも「メシくらい親が責任もって食わせろ!」と言いたくなる教師の気
持ちもわからないではない。
 そう言えば当の中学生自身から給食が食べたい。という意見を聞いたことは無い。つ
まり大人の都合で給食が求められているというのが実態では?女性の社会進出も大切だ
が、子どものことは置き去りの給食復活論には賛成できないのです。
 一方弁当を作れない家庭もあり、今の学校では言わば「買い弁」の生徒が相当数いる
のも事実。育ち盛りの子が毎日コンビニの弁当じゃこれも心がすさむよね。
 やはり少々金はかかるが、学食のような食事コーナーを学内に設けるなど新しい時代
にマッチした教育環境を整備する必要を感じています。
01.03.26 本は世に連れ世は本に連れ
 先日「チーズはどこへ消えた?」という本を紹介したが、市の職員の皆さんの間でも
これをみんなで読もう!という話があるらしい。
 かつて「ジャパンアズナンバーワン」なんて本が読まれ、有頂天になっていた日本が
バブル崩壊で永く暗いトンネルに入り、いつ果てるとも知らない日々を送ってきたが、
最近売れている本を見るとようやく日本人も新しい時代に向って立ち上がろうとし始め
たかな?と、思わされるものがある。「チーズはどこへ」がその代表選手で、次に紹介
したいのが「金持ち父さん 貧乏父さん」という本だ。内容は金持ちになるために、お
金に対してどんな考え方をしたらいいか?ということを我々貧乏人にも分かりやすく説
いたもの。
 一生懸命働いて給料をもらって、欲しいものを買ってその支払いのためにまた働く、
少し給料が増えればまた欲しいものを買い、そのために更に働く。この繰り返しでは一
生金持ちになることはできないのだそうだ。そのことを著者はラットレース(ラットは
ねずみ)と言い。我々の学校教育は、良く勉強し、良い大学に入り良い就職口を見つけ
ることばかりを求め、一生ラットレースから抜け出せない人間ばかりを作り上げてきた
のだという。
 そういう考え方が正しいかどうかは自分にはよく判らないが、少なくともこういう本
が売れていることが日本の新しい時代を感じさせるのだ。

 

 それと最近書店のベストセラーコーナーに「告発本」みたいなネガティブな本が少な
くなったように思うのだが気のせいだろうか?
01.03.27 市、職員人事異動
 市役所職員の大幅な人事異動が内示されました。人事の問題は市長さんの仕事ですので
我々議会はノータッチです。職員の皆さんにとっては喜びも悲しみも悲喜こもごもといっ
たところでしょうか?
 何年か前、小幅な人事異動しか行なわれなかった時期があり、そのころ海老名駅の周辺
に飲みに行くと。「人事異動をやってもらわないと商売あがったりだよ。」てなことを言
われたものです。つまり職員の歓送迎会はかなり大きなマーケットということ。そりゃそ
うですね、800人からの職員が大抵だれかしらの異動に関係するんでしょうから。
 今週末あたりは海老名駅周辺もそれなりに賑わいそうですね。
 職員の皆さんくれぐれも飲み会は市内で!
01.03.28 ハッキリ言ったらいいのに
 3月定例議会も最終日を迎え、各派が13年度予算案に対し賛成、反対、それぞれの立
場で討論を行い、採決となりました。
 反対討論を行なった日本共産党市議団は相変わらず海老名駅前開発の問題をとりあげ、
「この事業は小田急の利益のために市が巨額の公費を支出するものであることは明白だ!」
とまくし立てたものだから、その性格が純朴かつストレートなわが市長がキレかかり、閉会
後の協議会も遅延するなど、しばらくモヤモヤとした状況が続きました。
 共産党は民間企業が利益をあげるために市が公金で通路(デッキ)作ってやるのは不当
だと言うのだが、これはまさしく共産主義的な発想と言うよりほかなく、しいて言うなら
“思想”の違いに他ならないこと。市長も捨て置けばいいものを・・・・やはりマジメな
人なんだろうなぁ。というのが私の感想。

  資本主義社会である日本で、公共が道路を作り、橋をかけ、水を引き、そこに民間が資
本を投下して産業を興し、雇用を生み製品を市民に提供し、あげた利益の一部を税として
公共に還元する。またその税で道路を作り・・・・これは資本主義社会のしごくあたり前
の循環であって今回の駅前開発もこういったことであることに他ならない。それはある一
面だけを取り上げてみれば、民間企業のために公共が公金を支出することでもあり、また
ある面を見れば民間企業が市民のために私財を支出することでもあるのだ。

 つまり公と民の資本が相乗的な効果をあげてこそより良いまちづくりができるというこ
とを市長さんもハッキリと表現してほしいものだ。そうでないとするなら旧ソ連ではない
が国営デパートでも作るよりほかないのでは?それでもマル共さんが理解できないならそ
れはまさしく市長が言われるとおりの「見解の相違」であり、私流に言うなら「思想の違
い」なのだから、相手にしても仕方がない。と思います。
01.03.29 最新情報!
 昨日成立しました条例改正により、海老名駅前の地下駐車場の営業時間が午後11時
までに延長されました。これまで午後10時までであったものを1時間延長したもので、
当面これで利用状況などの様子を見、更に駅前開発などの進捗に合わせて営業時間の見
直しを計って行くとのこと。
 「どうせだったら、電車の終電が終わる時刻まで延長できなかったの?」と思う方も
多いことと思いますが、段階的に、ということでひとつ・・・・ご勘弁を。

4月5日追記・営業時間の延長は5月からです。
(読者H谷さんよりお叱りあり。)もしかして締め出されちゃったとか?
01.03.30 最新情報!パート2 サブロータリー
 海老名駅の南側と言いますか、東口を出て右へ花屋さんの前を抜けていくと以前小さ
なロータリー(一般の送迎用)が小田急線の線路に沿うようにして設置されておりまし
た。結構重宝していたのですが、駅前開発の関係でこの一年ほど閉鎖されておりました。
 このサブロータリーがリニューアルされ5月10日より使用できるようになります。
位置は以前より少々東にふれるようなかたちになります。ご利用ください。
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