04.10.31 海老名市震災建築物応急危険度判定士訓練
 しんさいけんちくぶつおうきゅうきけん・・・・・・漢字が19文字も並びま
すってぇとあっしなんざぁほとんど「じゅげむじゅげむ」の世界ですが・・・

 世の中には本気で世のため人のために努力されている方もいるもので、今日
は読者の方から表題のタイトルでレポートをお寄せ頂きました。
 内容は以下の通りです。

 拝啓長田さん、本日海老名市では「海老名市震災建築物応急危険度判定士訓
練」というものが行なわれました。これは震災などの被害が発生したとき、判
定士の資格を持った者が一戸一戸の家屋を調査し、倒壊などの危険度をA・B・
Cの各ランクに分けて診断するためのものです。



 今日は柏ヶ谷地区で近日中に解体が予定されている市営住宅を利用し、この
建物をわざと傾かせるなどのダメージを与え、それに対して各判定士が実際に
危険度を判定してみるという実地訓練が行なわれました。
 実際の被災現場では判定が下された建物に対しその結果を示す赤、青、黄色
張り紙が貼られ、居住者などに「この建物は危険ですから入らないで下さい。」
といった指導がなされます。


   解体予定の市営住宅

 現在海老名市では約130名の人がこの資格を持っており、今日はそのうちの約
30名が訓練に参加しました。海老名市の職員としてこの訓練の指導にあたった方
のうち二名については明日新潟に発って被災地で判定のボランティア活動に従事
するそうです。
 長田さんも新潟へ行ってボランティアに従事されたいといったことが日記に記
されていましたがどうか頑張ってください。そしてこういった取り組みも行なわ
れていることを知っておいて頂ければ幸いです。
                            後略

 ありがとうございました。
 毎日100人以上の方が見ていって下さるこのページです。皆さんからこういった
情報をお寄せ頂ければより一層内容を充実することができます。今回情報を下さ
ったAさん以外にも何か政治行政や市民生活に関する情報がございましたら是非お
寄せ下さい。                         感謝
 04.10.30 知事と語ろう!ふれあいミーティング
 今日松沢知事が厚木の文化会館にやってきて県民と直に対話する「ふれあい
ミーティング」が行なわれました。
 内容は主に県が導入を進めようとしている水源環境税構想に関わるもので、
私たちの飲み水の水源となる丹沢や三つのダム、そして河川の環境保全を計画
的に進めるために皆さんから広く薄く税負担をして頂きたいという趣旨のもの。

 会場が厚木ということもあって場内には水源の森やその付近に住んでいる住
民が多く詰めかけ、厚木市内で計画されている大規模かつ長期に渡って山を削
ってしまう採石工場の計画に反対する趣旨の質問や秦野市内に計画されている
ゴミ処理工場の問題など、かなり緊迫した空気の中で厳しい質問や意見が知事
に浴びせられました。

 

 饒舌な知事さんですから各々の質問にわかりやすく丁寧にお答えになられて
いましたが、2時間という限られた時間の中では質問者との間に充分な理解を深
めあうというには至らず、不満の残った参加者も多いのでは?
 ただ、知事さんが最後に言ったことが私の耳には残りました。それは以下の
通り。

知事
 水源の森の自然が破壊されており、まさに今手をつけて行かなければ大変な
ことになります。この問題を10年20年と先送りしたら、やがては今の何倍もの
コストがかかることになるでしょう。だから今、私たちは安全で美味しい水の
確保と自然保護のために取組むのです。
 皆さんから新たな税金を頂くということは大変なことです。でも今までの政
治ならこれを借金というかたちで行なったことでしょう。しかし今の時代、借
金をして子や孫たちにそのツケを回すようなことができる時代ではありません。
 皆さんよく考えて下さい。70年前に私たちの先輩たちが今の私たちのために
ダムの建設をして下さいました。私たちは今その恩恵にあずかっています。で
すから私たちは未来の子どもたちのために、私たちも負担をしあって安全で美
味しい水を残してあげようではありませんか。
 先輩からの恩恵をもらっていながら自分たちは負担や努力をせずに子孫にツ
ケを回すようなことはしたくはないではありませんか。
                            (長田要約)
 04.10.28 ひげ一考(余計なお世話ですが)
 口の周りにはやす“ひげ”。漢字に変換したら髭?髯?鬚?どれが正解だった
っけ?

 学生時代にヒゲをはやしていたことがあります。今も時々ヒゲを伸ばしてみ
たいと思うときがあります。学生時代と今ではその動機には相当な違いがあり、
大学生でバンカラを気取っていた昔の自分は粋がって、自分を強く男らしく見
せたいというものであったと思います。中東の男たちも明治の軍人も多くがヒ
ゲを伸ばしており、漢(おとこ)のヒゲには自己顕示欲的な願望があるようです。

 今はそうですね「自由にラフに生きたい。」といった願望の表れでしょうか?

 最近二人のヒゲ男に会いました。
 一人はこの地元から衆議院議員を務めていらした冨沢あつひろさん。ゴルフ
コンペで偶然お会いした氏は頭を少し長めの坊主頭にして、アゴ全体を覆うよ
うに白髪の混じった豊かなひげを蓄えていらっしゃいました。一瞬どなたかわ
からないほど以前のシャープな印象の顔つきが変わり、実に柔和で雑事にこだ
わらないといった風情の笑顔が印象的でした。

 もうおひと方は亀井前市長。お会いしたわけではないのですが、見かけた知
人の話ではまるで仙人のようにヒゲを伸ばしてしらしたとか。こちらは、いや
いかにも亀井さんらしいな、というかやはり自由に縛られずに生きていらっし
ゃるんだろうなぁと。市長を引退して寂しいのでは?などと思っていた私がバカ
で、その話を聞いて少しうれしくなるような気もしました。
「ネパールの小学校を視察してきました。NPOのメンバーとしてどんな支援がで
きるかこれからの生きがいにしたい。」という手紙を頂いたのが半年前。去った
世界に未練を残さず新たな夢を持って自分流で生きる姿は素晴らしいと思います。

 私のヒゲはあと三十年ほど先になりそうです。
 長田進治、6日後に39歳になります。
 04.10.26 古巣へ
 4月まで務めていた、伊勢原のみどり園(知的障害者援護施設)で評議員会が
あり、メンバーとして出席して参りました。



 ここにくるといつも眺める一枚の絵です。



 障害のあるTさんという30歳代の男性が描く絵。いつも新幹線の絵を同じ色
で、寸分違わず同じ構図で何枚も描くのですが、私はこの絵が結構気に入ってい
るのです。どうですか?迫力があって特徴をとらえていて、カッコイイでしょ?

 10年くらい前にレインマンという映画があったのを覚えていますか?ダスティ
ンホフマンが自閉症の男性に扮し、数字に対して桁違いの能力を発揮してカジノ
のポーカーで大もうけをする映画ですが、このように知的に障害のある方がある
分野で特殊な能力を発揮することがあります。現実にはそのようなことばかりで
はないのですが、そういった能力に出会ったときには何かの方法でこういう才能
を伸ばしてあげられないものか?と思ったりします。例えばこのTさんの絵なども
もっともっと描けるものがあるのではないかと・・・・

 Uさんという自閉症で初老の男性は漢字が得意です。私の顔を見ると「あんた
コレ、あんたコレ」と言って壁に「長田進治」という漢字を指で書きます。あら
ゆることを漢字に置き換えて覚えているのです。「旅行」「食事」「寝」総ての
知人の名前、地名、見た物や出来事を漢字で記憶しその場で書いて見せます・・
・・・でも残念ですが、その漢字の意味は判りません。読み方も。その漢字の形
を記憶しているだけなのです。たぶん漢字辞書一冊分まるまる。

 04.10.25 新潟へ
 仕事を何日か休んで新潟へ復旧活動を手伝うためのボランティアに参加した
いと思っています。しかし、各方面に問い合わせているものの、今のところど
ういう団体の活動に参加したらよいのか?など、どのようにして行ったら良い
のか?方法が見つかっていません。むやみやたらに現地に行ってかえって厄介
者になってもいけませんし。もう少し落ち着いてからになるのだろうか。
 何か情報があったら教えて下さい。
 04.10.22 ジェンダーフリー
 先日行なわれた有馬小学校の運動会では1年生から6年生まで子どもたちの
徒競走が男女混合で行なわれました。同小学校でも始めての取り組みというこ
とで事前に保護者にも報告があり、その上での実施でありました。
         
 男と女の性差を無くす。ジェンダーフリーという活動が盛んに行なわれてま
いりました。私も昨年まで海老名市の「女性プラン推進委員」として様々な計
画の策定に加わってまいりました。女性が女性であるという理由で不当に差別
を受けるようなことがあってはならないし、そのような事象を一つ一つあぶり
だして発生を防ぐことが大切だと思います。しかし、男女の“区別”まで差別
だと言って「性のボーダレス(ジェンダーボーダレス・長田の造語)」を発生
させてはいけないのではないか?

 有小のことを取り上げて言っているのではありません。むしろこの程度の取
り組みはごく自然なことのように思えます。問題は、程度ということになるの
でしょうけれど、子どもたちの教育で言うならば一定の年齢に達したら逆に性
差を意識させるような教育も必要であろうし、互いの違いをしっかりと認識し
あって異性を尊重する態度を養うことこそ必要なことではないか?と思うので
す。
 例えば徒競争も低学年、中学年までは男女混合で走ったけれど高学年では別
にする。そこで子どもたちが「成長するとどうして男女が別になるの?」なん
て考えてくれたら教育的な効果は更にあがるのではないか?と思うのです。

 ライストサムライという映画がなぜあそこまでヒットしたのか?と考えまし
た。あの映画に映し出された里山での人々の生活は私たち日本人の原体験であ
り、原風景である。そして同時にあの村にある男と女の姿はかつてこの国にあ
った「良質なジェンダー・性差」を映していたのではないか?
 04.10.20 失われた小さな命・奪った川
 この季節、台風がやってくると思い出すつらく悲しい出来事がある。

 その日の夕刻、「子どもが流された!」というどなり声に気付いて外に出て
みれば青ざめた大人たちの顔がただならぬ事件の様子を物語っていた。
 降りしきる雨の中、いつもひょうきんな大工の棟梁が鬼のような形相で梯子
を担いで目久尻川の方角へ走ってゆく。
 人垣から地下足袋のまま走り寄る母は「お前はうちに居たの?」と痛いほど
服の上から肩をつかんで聴く。「おおごとだ、おおごとだ」と言っておろおろ
する祖母。

 もう28年も前、用田橋のたもとで目久尻川へ流れ込む排水路が増水し、近所
の小学1年生の子どもの命を飲み込んでしまった事件。とてもかわいい4歳下の
幼なじみの少年とその家族を襲った悲劇であった。

 あれから月日は過ぎ、私が市議になって最初の年、この危険な排水路の改修
を市に要望した。そしてそれから更に9年。ようやく水路の改修について行政か
ら地元への打診があったと聞く。

 行政の仕事は淀みなく、悠久の流れを進める大河のように・・・・そういう
側面もあるとは思うのだが。

 04.10.17 おさだ進治のA級B級C級グルメ
おさだ進治のA級グルメ
 朝起きれば、女房も子どもも出かけてしまって静かな日曜日。「ハラ減った
ぁ。」と言ったところで返事も無し。私は自宅の前の菜園へ行き、一見朽ち果
てたように見える茄子の枝から小ぶりの秋ナスを収穫し、油で炒め、生姜醤油
と炊きたての新米を食うのでした。「嫁に食わすな」という秋ナスのこの味を
知っている現代人は少ないのでは?夏のスポンジのようにやわらかい実と違い
今のナスは成長が遅い分実が引き締まり、包丁で切ればパリパリパリっと音が
するほどです。食感がサクサクとしていて甘みがあり秋の新米と一緒に頬張れ
ば、これはホントに「A級グルメ」の食卓にほかなりません。
 おいしゅうございます。

おさだ進治のB級グルメ
 いつのまにか門沢橋にできていた「湯麺(たんめん)の店“一龍”」たっぷ
りと乗った野菜と小辛から超激辛まで選べる辛さの湯麺は今話題のカプサイシ
ンが内臓を刺激し、野菜不足のあなたにはピッタリ鴨。

おさだ進治のC級グルメ
 先日久方ぶりに訪れた母校拓殖大学。丸の内線の茗荷谷駅はすっかり姿を変
えたものの駅前で学生時代の我が胃袋を満たしてくれた懐かしの店「サッポロ
軒」は健在。ここの名物「肉丼」の味はもう絶品!この庶民的な味が私の青春
時代そのものなのです。


調子にのって久しぶりに食べたのはいいけど
・・・・中年のハラには結構こたえます。


 04.10.16 上棟式

 私が責任者を務める高齢者福祉施設(デイサービスセンター・グループホー
ム)の建設がいよいよ進み、今日は建物の大まかな躯体が完成したことを祝う
上棟式を行ないました。



 鉄筋コンクリート製三階建ての建物は今年中に完成致します。今私は有能な
オープニングスタッフを求めております。私と一緒にお年寄りのお世話をして
頂ける人(ヘルパー2級資格が必要)是非ご連絡下さい。
 04.10.15 第4回丹沢・大山再生セミナー
 今日のテーマは、ダニの生態変化から見る丹沢の生物異変と題して、箱根に
ある生命の星・地球博物館館長の青木氏の話を聴いて参りました。
 私たちが雑木林の歩くとき、その一歩だけで3万匹以上のダニを踏みつけてい
るそうで、落ち葉などが土にかえって再生するのもまずこのダニ類が葉を噛み
砕くことから始まるそうで、生物循環にとってその役割はとても大切だそうで
す。しかし、丹沢の一部においてはこのダニの数、種類共に近年大きな変化が
生じており、内容的には都市部の街路樹の下の土の部分に等しいほどのダニし
か生息していない地域もあるとか。
 少々アカデミックな話ではありましたが、興味深い内容の勉強をさせて頂き
ました。

 その他、「丹沢の淡水魚」  と題して 県水産総合研究所 勝呂尚之氏
     「丹沢の低生動物」 と題して 県環境科学センター 石綿進一氏
     「丹沢のサンショウウオ」 〃 箱根森のふれあい館 石原龍雄氏

 それぞれのお話を伺って参りました。
 場所は横浜駅西口・県民活動サポートセンターにて
 04.10.13 県警情報
 自動車運転中の携帯電話使用が道路交通法で禁止されましたが、この法律施
行に合わせて神奈川県警では11月1日より当分の間徹底した取り締まりを行なう
とのこと。

 ご注意下さい。
 04.10.12 元暴走族総長が教育を語る
 今日は(社)海老名青年会議所の10月例会。講師に元暴走族(相州連合・構
成員1万5千人)の総長で今は引きこもりや暴力などの問題を抱える子どもたち
とその家族に対するカウンセリングを行なっている「伊藤幸弘さん」を招き一
般市民の皆さんもご参加を頂いて講演をしてもらいました。

 子育てについて伊東さんは「過保護はいいこと。子どもには保護と愛情が必
要なのです。でも過干渉は絶対にいけません。」と言われました。「親ばかに
なってもいいんですよ。でも、バカ親にだけはならないで。」

 何が過保護で何が過干渉?その区別はなかなか難しいのですが、つまり子ど
もの先回りをして、お前はこれをやりなさい。これはやってはいけない。と子
ども自ら考えたり行動したりするチャンスを次々と摘み取ってしまうような子
育てのあり方はいけないようですね。
 私もそろそろ難しい年頃の子どもがおり、大変勉強になるひとときでした。


 講演終了後、迫力の元ヘッドとパチリ!
 04.10.11 タグラグビー
 海老名市スポーツレクリエーションフェスティバルの一環として海老名市ラ
グビーフットボール協会では「親子ふれあいタグラグビー教室」を主催致しま
した。
 タグラグビーとは子どもでも初心者でも安全に競技できるように工夫された
ラグビーの一種で、選手はタックルをする代わりに相手がマジックテープで腰
につけたタグ(短冊状の尻尾のようなもの)をむしりとるというもの。
 この場で説明するのはなかなか難しいのですが今日始めてラグビーボールに
触ったというお母さんから低学年の小学生まですぐに楽しめるスポーツです。



 04.10.10 市道1号線(大谷地区)土砂崩れの現場
 昨日上陸した台風22号は記録的な豪雨をもたらし、列島各地に土砂災害など
の被害をもたらしましたが、海老名でも市道1号線のアツギナイロンから杉久保
方面に向かう大谷地区のドテが崩れ、今日も終日道路が通行止めとなりました。
迂回路が充分に確保できない場所であることから大型車輌が立ち往生するなど
して交通が混乱しました。


            撮影・長田
 04.10.08 姉妹都市10周年
 海老名市と姉妹都市として提携する宮城県白石市。今日は姉妹都市提携から
10周年の式典が行なわれました。



 式典であいさつされる川井貞一・白石市長。5期20年市長を務め、今期限りの
引退を表明されているそうです。両市が姉妹都市となる以前の3年間は友好都市
という関係が有りましたので、そのお付き合いは13年。川井市長は13年前の海
老名を振り返り「調印式をする場所も無いほど何にも無いまちだった。」と語り、
そのうえで「しかしそれ以降の海老名市の変貌ぶりには目を見張るものがあり
姉妹都市として誇りに思います。」と話しておられました。


 04.10.07 秋晴れの日には・・・
 小春日和の秋晴れの日には是非丹沢の大山を見上げてみてください。その美
しさに目を奪われると思います。でも、もっともっとよく目を凝らして見ても
らえたら、きっとその山にはツメで削ったような傷あとが無数にあることに気
付いて頂けると思います。特に大山の右後方に見える丹沢山の崩落現場はこの
海老名からもハッキリと見て頂けます。



 04.10.06 修学旅行
 我が家の長男が修学旅行に出かけて行きました。
 なんとなく、こんなとき、俺も父親として、なんでしょう?なんとなく「あ
ぁ俺もそういう年頃の子を持つ父親になったんだなぁ・・・・」と。

 だって、ついこのまえのことのように思い出される自分自信の修学旅行があ
り・・・・夜更かしをして枕投げ、廊下に正座させられたこと。そう、あの夜
同室の転校生から教えられた“性のしくみ”は驚きの一語につき。今でもあの
ときの隠微な感覚と興奮は生き物のようにこの胸の底をなでるのです。

「つたやホテル」じゃないんですってね。今の子たちは。中禅寺湖の湖畔に建
つみやげ物屋に近いホテルとは名ばかりのあの旅館は、今どうなっているんだ
ろう?

 笑ってしまうが、うちの息子も親父と同じ“木刀”を土産に買ってきました。
DNA?  息子よ、お前もそろそろ思春期の戸を叩くのか?
 俺もそういう年頃の親に  なったんだなぁ。
 04.10.04〜05 町内会の旅行
 今年度地元町内会の役員(世話人)をさせて頂いております。たいした役で
はないように思われるかも知れませんが、これがどうしてどうして結構大変で
す。(>_<)



 4日、5日と町内会の婦人会の視察研修に同行して静岡県内のゴミ処理工場へ
視察に行ってまいりました。うちのオフクロまで参加しており、一泊二日の行
程はひたすらケツを叩かれながらご婦人の皆様のお世話役に徹しております。


 
 家に帰りますと山積みの回覧や配布物が待っており・・・・今回は多いなあ
と思って数えてみたらなんと18種類!!これを各となり組ごとに仕分けをして
説明文をつけて役員さんに届けます。更に今回は自治会費や町内会費、赤い羽
根共同募金の集金とも重なり領収書の宛名書きだけで半日の作業です。

 私の町内では役員をやらせて頂くことはとても名誉なことです。(私もそう
思って頑張ってます。)本郷という海老名でも古い慣習の残るこの農村地域は
ともすれば封建的なイメージを持たれる方も多いかもしれません。確かに他に
比べれば濃い人間関係の中でそれを負担に思うこともないわけではありません。
でもそのことによって受ける恩恵ははるかに大きなもので、私はそういうまち
に生まれ育ったことを喜びに感じますし、私に今日があるのはそのおかげ様だ
と思っております。何しろ29才の若造を快く市議会に送り出してくれたのもこ
のまちですから。

 近所の後輩から結婚式の案内状が届きました。


 04.10.02 丹沢の使いすぎ
 最近、山男になりつつある私です。秋晴れの今日は表丹沢の大倉尾根から山
に入り、塔の岳へと向かう丹沢を代表する主脈を県の環境保全センターの職員
の皆さんや県内のボランティア団体の皆さんと一緒に歩き、「登山道の荒廃」
について実態調査を行なってまいりました。



 まことに激しい荒廃部分ですが、毎年ものすごい数の登山者が訪れる丹沢、
登山者の足は山肌をえぐり、やがて窪みができ、そしてここは身の丈を超える
深さとなっています。もちろん山々の景色など見ようもありません。そして雨
が降れば・・・・そうですここは山の川となるのです。水は更に土を流し、山
肌をえぐる悪循環。



 県ではこれらの登山道に“水切り”を付ける作業を行なっています。写真の
登山道に横たわっている丸太の木は階段ではなく、道を流れてきた水を森の中
に誘導するためのもの。登山道のあちこちで見かれられるものです。登山者の
皆さんもそういうことをわきまえてこういった水切りを見かけたときは踏みつ
けず、壊さないように歩く、水が誘導されやすいように溝をつけてあげる。な
どの配慮が必要と思われます。



 最悪な状態の写真。写真の右側がかつての登山道。あまりに荒廃が激しいこ
とから歩けなくなり、横にもう一本の登山道を作らざるをえませんでした。こ
れを永遠に続けていったら・・・・

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