04.12.31 大晦日
 2004年も暮れていきますね。一気に降り積もったドカ雪が今度は冷たい雨に
流されて、天災の多かった今年一年を象徴しているかのようです。

 あのオリンピックが今年のことだったんですね。

 3年ぶりに我が家は大掃除ができました。

 皆さんどうか良いお年をお迎え下さい。        おさだ進治
 04.12.28 ここち湯
 あの柏台にできた温泉(スーパー銭湯?)今日、子どもを連れて行ってきた
んですがなかなかいいですね、ここ。県央あたりのスーパー銭湯の中じゃ一番
できがいいような気がします。特に小さなドアをくぐるようにして入る「薬蒸
窟?」(すみません名前はさだかでありません。)は洞窟のような空間の中で
隣の人の顔も見えないほど濃い湯気の中に身を置くことができます。なんだか
とっても気持ちが落ち着きます。直径1mほどの大釜のような「壺湯」は一人で
独占して入ることができてこれも私は気に入りました。ただちょっとした事件
もあり、その壺に入ってゆったりしてたら中年の男性が入ってくるじゃないで
すか!同じ壺に!「いや、となりが空いてますよ。」って言ったのにニコーっ
として、あわてて飛び出しましたよ私。大人が二人で入るにゃちょっと密着し
すぎますから(^_^;A あれ壺湯って書いてあったよなぁ・・・まさかカマ湯じ
ゃないよなぁ。(長湯し過ぎて幻想を見たのかも?)その他実にいろいろな風
呂が楽しめます。「源泉かけながし」の風呂は硫黄のにおいがして息子は「修
学旅行の日光と同じだ。」と感激しておりました。

 食事も案外メニューが充実しているし、ごろ寝する畳もあるし、1.000円の床
屋さんまであります。なにはともあれ海老名にまた一つ名所ができたなぁ、と。
うれしいことです。

 04.12.27 感謝
 困っているときに、まさにその手を差し伸べてもらったことの感謝というの
は忘れないものだと、身にしみております。

 今年も一年多くの皆様に支えて頂き、どうにかやって参ることができました。
相変わらず強がって生きているように見える私かも知れませんが。すみません。
ありがとうございます。 感謝しています。
 04.12.27 怒らない、威張らない、驚かない
 学生のとき、校舎の前を歩いている私を二階の窓から呼ぶ人があります。
「おぉい。長田君、ちょっと寄っていき給え。」
 拓殖大学理事長、椋木瑳磨太先生その人です。

「押忍!」


「長田君、これは私の座右の銘なんだが。」
 と一枚の色紙を下さいました。そこには、

怒らない
威張らない
驚かない

 と毛筆でしたためた文字。

「長田君、私も君のように若い頃は驚かなかったよ、なにがあっても。でもね
怒ったし威張った。年をとるとねぇこれが逆になって、ちょっとしたことでも
驚いてしまうんだ。夜中に電話が鳴ったりしただけで家族に何かあったんじゃ
ないか?大学になにか?ってね。逆に怒ったりはしなくなった。」
「押忍」
「長田君、昨夜は池袋で景気よくやったらしいね。」
 「押忍」
 
「若いってのはいい。怒らない、威張らない、だよ。」


 怒らない、威張らない、驚かない  最近少し解ってきたような気がします。
 04.12.23 心を忘れる
 多忙の忙という字は「心を忘れる」と書く字だから手紙などを書くときには
あまり使わない方がいい。という話を聞いたことがあります。多用と書くべき
とか。

 まさに多忙な状態になると人は心を置き去りにしてしまうなぁ。とここのと
ころの自分を感じています。政治家もあまり忙しくしてしまうと良い政治はで
きないのではないか?

 私が日記を書く作業は、「今日は何を書こうか?」とパソコンに向かってみ
てアイデアが出てくことはほとんどありません。むしろそれは、何気ない日常
の中でふと“あっこれ日記にしよう”と思いつくものであり、でもそのうちの
半分くらいは数秒後には忘れ去ってしまうのですが、それでも心に残ったもの
をまた日常の中で食事をしながらとか、風呂に入りながらとかといった時に何
度か繰り返し反芻(はんすう)してみるのです。そして組み立てや表現を考え
て朝のパソコンに向かうのです。
 そのあとは実に楽しい作業ですね。画面の向こうにいるあなたの顔も浮かん
でくるような。

 その、何気ない日常の中でふと思いつくこと。それが多忙の中では生まれて
こない。これぞまさに“心忘れる”ということか。

 04.12.22 ホントにすみません。
 本当に忙しくて、日記を考える閑がありません。お許しください。
 04.12.20 NHK
 NHK内部で起きた一連の不祥事について特番で報じる番組を見ました。我
が家でも衛星放送分も含めてばかにならない額の受信料を納めていますのでそ
の金が個人のフトコロに着服されていたかと思うと怒りは収まりません。まし
て身内の事件は隠蔽(いんぺい)しようという姿勢にはあきれてものが言えま
せん。

 経済原理に則らずに運営される公共放送というものは私は必要だと思ってい
ます。会長辞任とか言っていますが私はこの際NHKの放送は報道などの必要
最低限の番組に限定し、歌合戦だの大河ドラマだの、はたまたお料理だのとい
ったものまで受信料を徴収して放送する必要は無い。と思うのですがいかがで
しょうか?

 04.12.19 時の流れ
 奈良市で小学生が殺害され遺体が遺棄された事件の話などしていると「今年
は子どもが犠牲になる事件が多かったねぇ。」と。
 そういえば色々と衝撃的な事件があったが?え〜と?何だったっけ?と、に
わかに思い出せない。

 佐世保で起きた、小学生がクラスメイトを殺害した事件。子どもが駐車場の
屋上から突き落とされた事件etc・・・・こんなに衝撃的な事件でありなが
ら一年も経たないのに既に記憶の中からデリートされつつある現実。サカキパ
ラセイト事件は?何年前?もう彼は成人して一般社会に出たと報じられていた
が・・・・タクマ某の事件は?

 その、時の流れの速さと遅さと複雑さに思いを馳せる師走です。

 04.12.13 働いて食っていく
 今は痴呆高齢者のための施設づくりに情熱を注ぐ私です。それはそれで充実
した日々ですし、勉強という意味でもとても良い仕事にめぐり合えたと思って
います。が、時おり知人に会ったときなどに言われることがあります。「次回
の選挙の方は大丈夫なの?」    まるで、勇んだ足元が水溜りを踏んでし
まったような気持ちでいつも我に返ります。

 しかし、実際男が家族を食わせていくために「働く」というのは容易なこと
ではありません。

 それなりの努力はしているつもりでいるものの、「なりわい」という現実の
前でやはり焦りはつのります。今、まさに県議会が開催されているし、今日は
市議会の一般質問。「みやこのまつりごとに思いを馳せ、古巣の議会に恋々と
する。」問われるまでもなく最もそのことを気にしているのは当の私なのです。

 でも実際、男が家族を食わせていくために「働く」というのは容易なことで
はありません。
 04.12.10 節くれ
「人、四十も過ぎれば、己の顔にも責任がある。」と言ったのはリンカーンだ
そうだ。政府の役職に推挙された人物の顔を見て一言、この言葉でその人物を
退けたとか。

 施設職員の採用面接をする毎日の私。履歴書を見、そしてその人の表情を見
ると本当に他人の人生を垣間見るようで、動かされるのはこちらの感情ばかり
です。

 顔のことなど私には分かりませんが、先日施設のご近所のお宅へ一軒一軒ご
あいさつに伺いました。そのとき一人のとび職の男性に出会いました。

「あんたぁ俺の年がいくつか分かるかい? 顔は若く見えてももう80だよ。そ
んでもまだ現役で鳶をやってらぁ。」
「俺の手を見てくれや、ゴツゴツだろぉ。指なんかこんなに曲がっちまって、
80年間重てぇ物持ち続けてきたらよぉこんなになっちまった。医者なんかよぉ
おいらの手ぇ見るとリュウマチじゃねえかとぬかしゃぁがる。冗談じゃねえよ
大学出たセンセイにゃ分かるめぇ、この手が俺の宝物だってことがよぉ。」

「写真を撮っても顔は写さねぇでくれよこいつぁあんまり自慢にならねぇ。」


    
「最近じゃ足腰が弱ってしょうがねえや、ひざが痛くてよ、ちょっと座らして
もらうぜぇ、若ぇころにゃやらかしたもんよ・・・・・」
「かみさんが死んじまってからぁ・・から意気地がねぇや、でもよぉ男やもめ
なんて言われたかねぇからよ、庭だって家だってきれいにしてべぇ。よぉ。こ
ないだも庭のケヤキを一本ぶった切ったんだ、隣に葉っぱが飛んじまぁからよ。」

「年寄りの施設・・ってなんだ?そりゃ、おう?そこに住めるんだってなぁ、
こないだ老人会でばあさん連中みんなお宅のこと話してたぁ。まったくよぉ。」

「チラシは・・・ちゃぶ台の上に置いといてくれやぁ。今ぁ眼鏡が無くってよ。
かみさんが死んでからぁ・・・・から意気地がねぇや・・」


 この手、こんなにすごい「男の履歴書」は始めて見ました。
 04.12.09 面接
 準備が進む厚木の高齢者施設。来年2月の開設に向けてスタッフの募集広告を
出したところ約40名の応募があり、今日から3日間は面接を行なっています。
 朝の10時から30分刻みで一日15人!これは面接する側はハードですね。とりあ
えず私は初日でもう参っています。

 人が人を選ぶなんて、難しい作業ですね。特に妻子のある男性の面接や、母子
家庭のお母さんの面接なんて、この私も他人事ではいられないことだし、何とか
救ってやりたいなんて思ってしまったら面接にならないし。
 ここは私情を捨てて・・・・どうも苦手だなぁ。
 04.12.07 プラス思考で
 日本の野球とアメリカのベースボールの違いを語るエビソード。

 8回の裏ツーアウト、ランナー2塁3塁。得点は1対2で相手にリードされている
という場面。

 打席にむかうバッターに対して日本の野球では「ここで打たなきゃ負けるぞ!」
と監督やコーチが声をかけることが多いそうです。
 一方アメリカでは・・・・・・・「ここで打てば君はヒーローだ!」

 何事もプラス思考で考えることの大切さを感じる話ですね。

 私もここのところ、ちょっとばかりきつい日々が続いていますが、せめてマ
イナス思考に陥らないように気を付けたいと、そんな風に思います。
 04.12.05 普通救命救急講習
 海老名駅前でパトロール活動をする「ほっとステーションえびな」のメンバ
ーの皆さんと一緒に海老名市消防本部へ行き「普通救命救急講習」を受講して
きました。


 
 心肺蘇生法を中心に3時間の講習。
 こういう技術を使う場面に遭遇したくはありませんが、いざそういった場面
に出会ったら誰でも精神的な動揺は激しいものだと思います。そういうときの
ために擬似的な体験をしておくことの効果は大きいはず。とつくづく感じまし
た。
 ちなみに海老名の救急隊が救命措置の必要な事故や傷病などの現場に駆けつ
けたとき、傍にいる人が何らかの救命処置を施している確率は30%くらいでは
ないか、とのことでした。

 講習中にも頻繁に署内のサイレンが鳴り救急出動を署員に知らせていました。
中でも上今泉で発生した事故に対してはドクターヘリの出動要請がかかり、そ
の直後、西の方角を望むと澄んで見える大山の麓から東海大学病院のヘリコプ
ターが飛来するのが見え、その迅速さをみんな固唾を飲んで見守っていました。

 04.12.01 師走
 早いものですね。今年ももう師走です。
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