政策・提言

県議会議員の政策論が世界に及ぶのはいかがか?と私も若干戸惑いながら政見をまとめていますが、それでも私たちの神奈川は、黒岩祐治という人が知事となって以来ライフイノベーションやロボット産業、あるいはそれらに関する日本企業の世界進出、その逆に世界から有能な人材や技術を呼び込むという狙いをもった政策で神奈川をリードしています。その動きは実にグローバルで、すでに米国やシンガポール、ベトナム、欧州などの都市と政策遂行のための覚書を締結するなど、その土俵は目に見える形となりつつあります。県議会議員として、そうした県知事や県行政の動きをしっかりとグリップし、県民が納得し、間違いのないものにして行かなければならないので、ここで触れておきたいと思います。

1. メリーランド州との覚書

黒岩知事はメリーランド州政府のオマリー州知事(当時)との 間で、ライフサイエンス分野での協力に関する覚書(おぼえがき)を締結しました。これから京浜臨海部で展開するライフイノベーション国際戦略総合特区での政策を同州との協力関係のもとに進めて行こうということが合意されたわけであります。更に、この協力関係に基づいて、県の主導で設立された一般社団法人ライフイノベ ーション国際協働センターと、世界でも最先端の医療技術を持つジョンズ・ホプキンス大学等との間でもMOUが締結され、黒岩知事が立ち会いました。

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2. マサチューセッツ州との覚書

黒岩知事は先にメリーランド州パトリック知事(当時)と交わした覚書と同様の目的でマサチューセッツ州知事とも覚書を締結し、更に知事の立会いのもとで、一般社団法人ライフイノベ ーション国際協働センターとダナ・ファーバー・ハーバードがんセンター及び退 役軍人局パロアルト病院機構ともMOUを締結しました。

 

 

3. シンガポールとの覚書

ライフサイエンス分野では世界をリードし、アジアの入り口とされるシンガポール。一般社団法人ライフイノベ ーション国際協働センターは、黒岩知事立会いのもと、ライフサイエンス関連産業の海外展開を円滑に進めるため、シンガポールの科学技術研究庁(A*STAR)、国立シンガポール大学等と、ライフサイエンス分野での協力に関する覚書を締結しています。

 

 

4. ベトナムとの覚書

黒岩知事は、県内中小企業の海外展開支援の一環として、進出ニーズの高いベトナム計画投資省との間で、「経済交流に関する覚書」を 締結しました。県内中小企業向けに特定のエリアをつくりベトナム進出を促すインダストリアルパーク構想を実現させようと準備を進めています。また、ベトナム中部の中心都市ダナンにおいて、ヘルスケア・ニューフロンティアの取組みを PR し、神奈川県立がんセンターとダナンがん病院との「人材交流に関する 覚書」の締結にも立ち会いました。今後、これらの成果を活かし、県内中小企業の海外展開支援や「ヘルスケア・ニュー フロンティア」の取組みを一層充実していこうとしています。

 

 

5. フィンランド・オウル市との覚書

ヘルスケア・ICT分野の先進地域であるフィンランド・オウルと県は、ライフイノベーション分野での研究開発やビジネス交流など、包括的な協力に関する覚書を締結しました。

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6. フランス政府機関との覚書

一般社団法人ライフイノベーション国際協働センター(GCC)はアフリカへの開発支援を行うフランス政府機関であるCVT-Sudと、黒岩知事立ち合いのもとヘルスケア分野での開発支援等における協力に関するMOUを締結しました。

 

 

 

これら、黒岩知事が世界の各国、各機関を進めようとしている政策は、これまでの神奈川県政に無い異次元の発想と行動であり、大変夢のある政策である一方これまで経験したことのないことだけに不安も付きまとう政策でもあります。私自身も県議会に設置した「ヘルスケアニューフロンティア政策調査特別委員会」の一員としてシンガポールを訪問して現地を確認しましたが、議会として黒岩県政のゆくえをしっかりとグリップしていなければいけないという思いを強くしています。

 

黒岩知事が進めるグローバルな政策を是としつつ、議会としてはその内容を充分に把握し、県民にとって不利益や間違いのない政策となるようしっかりと監視してまいります。