6月の総選挙後、自民党の若手議員が結集して「自民党の明日をつくる会」を発足させ
たことはマスコミ等でも大きく取り上げられ、私も大いに期待しておりました。
信念の明らかでない寄り合い所帯の野党に多くは望めず、それよりも自民党の自浄作用
による改革が早道ではと期待をかけたからであります。
しかし、今日の報道によれば、民主党のダッシュの会に連帯を呼びかける主体性の無さ
を露呈した同会が、みっともないことにダッシュの会から「森内閣不信任案に同調するな
ら」と条件を突きつけられ、グズグスしているうちにあっさり袖(そで)にされ、更に羽
田氏からは「保身のためのパフォーマンス」と見下される始末。
以前にも書いたが、先の総選挙における自民党敗北の原因は、うやむやのうちに森氏を
総裁に据えた自民党執行部の不透明な体質にあり、その責任はつまるところ最高責任者の
森総裁にあるのではなかろうか?まして国民の感情を顧みない不規則発言を繰り返す、一
国の宰相として器でない森氏にみくだり半を突きつけるのは当の自民党の仕事であり、つ
まり「自分で蒔いた種」だという自覚を持たなければならないのではないか?
明日をつくる会には期待していたが、いきなり他力本願で民主党の手を借りようとした
段階で失格と言わざるを得ず、まして市民との対話集会を企画しているなんて・・・そり
ゃ悪いことじゃないけど、我々市民の言いたいことなんて聞かなくたって判るでしょ!そ
んな暇があったら国会で体を張ってくれよと言いたいのは私だけだろうか?
しょせんはオボッチャンたちの集まりか?
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