「パパ、日本の国歌は君が代でしょ。」
「うん。」
「そのほかにどこかの国の国歌知ってる?」
「あー、アメリカ、パーパパン、パン、パン、パ〜ン。てやつ。あとはぁ???」
「日本の国歌ってなんか古い感じするよね。」
「う〜ん。でも古いってことはそれだけ歴史があるってことじゃん。」
「そうなんだよ。でもぉ学校とかで歌いたくない人がいれば歌わなくてもいいんだ
って。それは自由だから。」
「じゃ、歌わない人もいる?」
「ううん、みんな歌ってる。先生も歌おうよって言って。」
「へぇ〜。担任の先生?」
「ううん、音楽の先生。 ねぇパパ君が代の君は昔は天皇とか王様とかえらい人の
ことだったんだけど、いまは“あなた”とか“みんな”っていう意味なんだって。」
「へっえ〜。すっごいこと知ってるねぇ。それも音楽の先生が?」
「うん。 みんながずぅ〜っと幸せでありますようにっていう意味の歌なんだよ。」
ビックリしましたねぇ、小学校3年の我が子から君が代についてレクチャーを受け
るとは・・・結構感心しました。ちゃんと教えてくれてるんだなぁ(歌わないこと
の自由もまた確保されてるんだなぁ。)と。
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