03.02.01 同志激励
 同じ30代の若手市議として血盟を交わし、このたび共に県議選に挑戦する
綾瀬の佐竹和平(34歳)が事務所を開設。今日その開所式が行われました。

 私は同志として、詰め掛ける支援者の皆さんに「時代の閉塞感漂う今の県政
に、県央から若い力で風穴を開けに行きたい。」と、激励のスピーチをして参
りました。

 座間の山本市議39歳も含めて県央の三兄弟が県政に挑む。そのことの意義
をどうかご理解頂き、一人も欠けることなく当選できるよう、どうかご支援く
ださい。


                          
03.02.02 三期やらなきゃ
 ある人に言われた。「議員てのは三期以上やらなきゃ仕事はできねんだ。」
反論できる状況でなかったので聞き流してしまったが、おおよそこのようなこ
とが世間一般で言われていることは私も承知している。

 その人の言う“仕事”というのが何を意味するのか?例えば大型公共事業の
誘致であるのか、政界でのリーダーシップのことを言うのか?まさか談合の仕
切りとかあるいは交通違反のもみ消しなんてのでもあるまいが・・・・・政治
家の仕事をその程度のことと理解している古い体質の人は今でも多い。

 もちろんそんなつもりの仕事を指して言ったわけでもあるまいが、しかし時
代錯誤というか本末転倒な解釈である。個々の能力の差は別として、公正な選
挙によって与えられた4年という任期の間に各々の議員が行使できる権限は平
等であるはずだし、一期、二期の議員では仕事ができないというなら、そのこ
と自体が問題なのではないのか。

 実際海老名市選出の県議で言うなら以前から一期、一期、二期と短期間で交
代が行われている。その結果海老名市の県行政が著しく他に見劣りしてしまっ
たと言うならそれは大問題であると思うのだが、現実はいかがだろうか。

 先日藤沢市のある市議の方にお会いした。その人は50歳台前半の若さで健
康そうでいかにも誠実さを漂わせた人物であったが、二期を終える今年、議員
を引退すると言う。「公のために尽くすファイトが薄らいだから。」というの
が理由だそうだ。支援者からは強く留意され惜しまれているらしいがご本人は、
「無報酬で(議員を)できるなら続けるが強い信念が若干なりとも薄らいだ状
態で報酬を受け取るわけにはいかない。」と。

 こんな引退理由を政治家の口から聞いたことがあるだろうか。実に潔い誠実
な引き際に敬服してしまった。

 議員の多選は批判しないが、大切なことは公のために尽くす気力を保つこと。
そういう意味では長く続けて惰性に陥ったり、オリが溜まってしまうことの方
がよほども怖い。と私は思う。
                          
03.02.03 小田急線高架化事業に200億円
 海老名総合病院裏の踏み切りなど渋滞する二つの踏み切りを解消し、線路に
よって南北に分断されている海老名の交通アクセスを向上させるため、小田急
線の厚木駅〜海老名駅間を高架にする事業が来年度から始まることになります。

 概算の費用は総額で約200億円(含、側道設置費用10億円)、工期は平成19年
末まで。

 そのうち神奈川県の負担分が約137億円で海老名市の負担分が約55億円。
小田急が約7億円。

 市負担分を海老名市民の数で割ると一人あたり約4万5千円也。
 以上ご報告まで。
                          
03.02.04 街頭演説
 毎日、夕刻にはスーパーマーケットの前に立って街頭演説を行っています。
「どうぞ。」と言って温かい缶コーヒーを差し入れてくれた若い女性がいまし
た。

「ビラを配ってやる。」と言って私のポケットからチラシを抜き出して一人で
配ってくれた吉川さん。

「今いるお客さん全員の署名だ。」と、ガンバレと書いたメモ用紙に5人の人
の署名を沿えて持ってきてくれた喫茶店のマスター。
「声をかけたいけど近所には他の候補者を応援している人もいて、人目がある
から。」と店の中から携帯メールをくれた同級生。

 強大な組織にマイク一本とのぼり旗一本で立ち向かっている自分はほとんど
ドンキホーテのようなものですが、皆さんの本当に温かい励ましに支えられて
今日も二本の足で、立っています。
     
03.02.05 ホームページリニューアル
 大谷在住の友人岡部君(新進気鋭のウェブデザイナー)の御協力により当
ホームページの完全リニューアルが完成(!?)しました。

 多様な市民の皆さまに見て頂けるように文字を大きくし、スッキリと見や
すいデザインを心がけたつもりです。まだ工事中の部分が多々ありますが、
近日中にアップ致します。

 特に「動くおさだ」のコーナーでは私が日々行っている街頭演説の様子を
動画でお伝えしようと考えております。   乞う御期待!

 なお、新しいページに対して何か御意見やアイデアがございましたら是非
メールを頂けたら幸いです。
     
03.02.06 松沢成文氏に直言
 混迷極まる県知事の候補者選びにようやく一人の立候補予定者が現れた。
皆さんもご存知の松沢成文(現衆議院議員)だ。道州制を政策のメインに挙
げ、国と対決する姿勢をもって独立的な地方主権制度の実現を目指すと言う。
その言葉が選挙向けのパフォーマンスでなく本気で政治生命をかけて実現し
ようと言うならまさに私の思いと一致するところ大である。

 そこで今日早速松沢氏に会って来た。選挙において彼を支援する、しない
は別として、私も政治の世界に生きる者として各(知事)候補者の考えをし
っかりと知っておく必要があると思ったからである。

 席上私からは次の二点について松沢氏の考えをたずねた。

@・国の財政が破綻に近い状態にある中で、私たちが払った税金を私たちの
  判断で私たちの地域のために使えるように税の流れを身近にに引き寄せ
  ることも含めて、真の地方主権を実現することが必要。県内の諸改革は
  大切なことであるからそれを片目でにらみつつも、一方で国としっかり
  対決して主権を勝ち取るような勇敢な背中を我々に見せて欲しい。

  松沢氏の回答。
 私も同感だ。全国の改革派の知事と連合を組むなどして国と対峙して行き
 たい。これまでも国政の場でそれを求めてきたが、やはり地方からその声
 をあげていくことが必要だと感じ今回の知事選出馬に踏み切った。

A・私も県政を目指しあなたと論戦する日を楽しみにしているが、そもそも
  地方議会に与野党の区別は無い。県議会に与党や野党の関係を作らず議
  会が是々非々の立場で知事と論議できるようにして頂きたい。例えば今
  の地方議会で首長が提案する議案を議会が否決した例がほとんど無いこ
  と自体がおかしいと思う。

  松沢氏の回答。
 そのために政党の支援を受けず無所属で出馬する。議会の賛同を得られる
 ような魅力ある提案をしていきたいが、良い事は良い。悪いことはダメ。
 という姿勢を議会の側も持って頂いて良いと思う。

 以上。私としては納得のいく回答を得たつもりだが、今後知事選に対する
私自身の態度は対立候補の顔ぶれや考え、それを取り巻く政党の状況などを
見て判断しようと思っている。

 是非皆さんからもご意見を下さい。
     
03.02.8 決起集会
 今日地元本郷地区で決起集会を開催致しました。

 私のような親(地元)不孝者のために。それでも頑張れ!と、自治会館建設
以来例が無い129名もの人が会場に詰め掛けて下さりました。

 寒い夜にもかかわらず室内に入りきれない方たちには廊下に座って頂き、
しかも写真を撮ろうにも熱気でレンズが曇ってしまうほど。

 さすがに私も演説にチカラが入ってしまい、したたる汗が目に入り・・・
思わず泣けてしまいました。

 地元の皆さん本当にありがとうございました。うれしいというよりもただ
ただ「申し訳ない。」恐縮するような気持ちでいっぱいです。

 終了後女房いわく「なんであんなに怖い顔してたの?」

 「責任と重圧がそんな顔をつくっちまうんだよ。」

 
     
03.02.09 新幹線フォーラム
 今日、海老名市役所にて東海道新幹線の新駅の実現を目指したフォーラムが
開催されました。

 パネリストとして登場した青年会議所の仲間、氏家康太氏の話が光っていま
した。高校生時代に経験したニュージーランドへの留学経験を元にした話はだ
いたい以下の通りでした。

「ニュージーランドは日本より経済力の劣る国だが、市民の暮らしやすさは日
本よりぜんぜん上。例えばある町では交差点での視界が良くなるように交差点
のかどにある家は生垣を低くしなければならない、という決まりがある。この
ようにまちごとに生活する人々に合った条例が定められていて、自分たちのま
ちを自分たちでつくるという市民参加が徹底している。私たちの国も国家が定
めた法で画一的なまちづくりを進める時代から脱皮して真の地方主権を進めな
ければ本当の意味で暮らしやすい環境はできない。」

 まったくもってその通り。
 実際このように欧米先進国ではまちの景観や暮らしを守るために様々な規則
が住民の手によってまちごとにかなり自由に定められ、また住民も自分たちで
決めたその規則をまじめに守ろうと努力しています。

 私たちの国も開発と成長一辺倒の時代を終え本当の意味での成熟した社会を
作り上げていくために先進国に学ぶことは多々あるようです。

 言葉だけでない「本当の地方主権」私にとっても最大のテーマです。
     
03.02.10 竜馬先生、ついに脱藩です。

 私、おさだ進治37歳、本日付けをもって海老名市議会議員の職を辞職致
しました。一介の素浪人となって新天地を目指します。

 不規則発言で発言を削除させられくやし涙を流した夜。

 右翼の外宣車にがなりたてられたこと。

 ヤジと怒号の飛び交うダイオキシン抗議集会。

 お世話になった先輩議員の死。

 初めて議員バッチを胸につけたときの感動。

 様々なことが胸に浮かびます。感傷にひたるのは今夜だけ。イカリを上げ
た船、いよいよ大海へ漕ぎ出します。

 

 午前9時、正副議長に辞職願いを提出
     
03.02.11 やはり中田はただじゃない。
 政治が変われば世の中変わる。とそんな予感をさせる横浜の中田市長。最
近の新聞を見ると同氏が打ち出す新しい施策が載らない日は無いほど。

 例えば横浜市では小中学校のグラウンドに芝生を敷くという。すばらしい
ことだし、私も以前海老名の議会で提案したことがある。しかしそれが進ま
ないのは「後の管理が大変でお金がかかる。」という理由。

 「芝生の学校」については国会でもこれを進めようという議員の超党派連
盟ができておりその数は50名を超える。そして国からも補助金が出るよう
になった。

 しかし、中田市長はこの補助を受けずにやる。と言う。国の補助をもらう
ことによって様々な制約がセットになってきて結果としてコストが跳ね上が
ることは良くある話。例えば海老名市が建設した公園などについても国の補
助を受けたがゆえに樹木の数から建物の構造、建設業者の選定まで制約を受
け、「それならもらわない方が良かった。」と思えるくらいにコストが増え
ることがある。

 中田市長の場合、キッパリとこれを排除すると同時に「我が校にも芝生を
!」と求める学校に「自分たちで管理できること。」と厳しい条件をつけて
いる。市が後の管理まで行うお金はありませんよ。とあらかじめ宣言し、職
員や児童、保護者、近隣住民などの自主的な管理によってみどりが生かされ
ることを条件としている。それでも芝生を校庭に敷こうという学校は多々あ
るという。

 真の地方自治は市民の自主的な努力とルールづくりによって進められるも
のであり、一昨日のニュージーランドの例のように地域ごとに自由な発想で
大抵のことはことはできるようにすべきなのである。

 海老名においても近年多く発生するマンションの建設反対問題。これらの
多くは「国の法律をクリアして建設される以上市(市民)には何もできない
。」と泣き寝入りせざるを得ないのが実情。しかし私たちが私たちのまちの
ルールを自主的に決められる本当の意味での地方主権が確立していれば答え
はまったく違ったものになるであろう。

 私は多くの先進諸国がそうであるように、この日本のシステムを中央集権
型から地方主権型に改革したい。そのために我々地方自治に携わる者は国と
“戦う”覚悟をきめなければならないと感じている。霞ヶ関にある様々な権
限と税金を地方に取り戻すための“戦い”なくして私たちが本当に住みよい
まちを手にすることはできないと思うから。

「国とのパイプ役。」なんて言う政治家がいる。俺が国や県の予算を取って
この道路を作らせた。と息巻く政治家がいる。しかしそれはつまり国や県の
下請け的な発想と言えまいか?そういう輩が平気で“地方分権”などと口に
するからその言葉は意味の無い枕詞(まくらことば)となってしまう。
     
03.02.13 バレンタインデー
 明日はバレンタインデー。バカなことだが、いくつになっても少しだけ気
になったりする。

 初めての経験は小学校5年生のときだが、クラスメイトの女の子にもらっ
たチョコレート。なんだかイケナイことをしてしまっているような気がして
家族にも見せられず、食べる気にもなれず、その子にありがとうとも言えず
逆に冷たい態度をとってしまったもの。純だったんだなぁ。俺。

 最近じゃ女房と義母からのホントの“義理チョコ”だけだ。
     
03.02.14 浅尾さん?
 目を疑うような新聞記事。何と自民党神奈川県連が知事候補に民主党の参議
院議員、浅尾慶一郎氏を担ぐとか・・・・冗談でしょ。と思ったのは私だけで
はないと思うが。

 浅尾氏と言えば4年前の参院選で連合と公明の支持を受け、自民党公認の斉
藤文夫氏を落選させて当選した御仁。その宿敵とも呼ぶべき人を今度は党をあ
げて知事に担ごうとは・・・・正気の沙汰とは思えない。勝てりゃ何でもいい
のか?自民党!

 何度も言うようだが、知事と議会は相対する立場のもので、知事が提案した
議案を正反対の立場からチェックを入れるのが議会の仕事。その知事を議会の
多数を占める複数政党がみんなで担ぎ上げようということ自体が矛盾する行為
であって「それじゃ“馴れ合い”議会になっちゃうじゃないか。」と私は思う
のだ。

 たぶん浅尾氏がでることになっても無所属という立場をとるであろうが、実
際には連合と公明と自民の傀儡(かいらい)であることはだれが見たって分か
ること。そんなことでもう県民をだますことはできない。
     
03.02.15 動くおさだアップ
 大幅更新以降、製作中のコーナーの多い当ホームページですが、このたび
「動くおさだ」のコーナーができあがりました。
 私の下手な街頭演説の様子を動画で見ていただくことができます。
 恥ずかしいなぁ。普段はもっとマシなんですよ。でもカメラで撮られている
とどうも調子があがらなくて。まいったなぁ。でも見てください。
     
03.02.17 ミニ集会実施中
 地盤、看板、カバンの選挙を変え、しがらみにとらわれない政治を実現する
ための第一歩。一人でも多くの方たちと直接お話をさせて頂き、納得の上でご
支持を頂きたい。そんな思いから連日小さな座談会(通称ミニ集会)を実施し
ています。



おさだ進治事務所にて
     
03.02.18 平和の意見書を提出



 この写真をどのように思われるだろうか?後方に積み上げられた木材の上に
あるのは人間の遺骨である。ちなみに私は後列一番左。当時21歳の私がここ
にいる。これは私が学生時代に日本政府(厚生省の派)遣団員として太平洋戦
争における玉砕の地、サイパンへボランティアとして赴き、今も野ざらしとな
っている日本の兵士の遺骨を収集した時のものだ。収集した御遺骨は写真のの
ち荼毘にふされ、千鳥が淵の戦没者墓苑に埋葬されている。

 他にもペリリュー島、硫黄島へ派遣されたが、中でも硫黄島の地下壕ではま
さに軍服を着たままの英霊に出会った。近くに有った手帳には母に宛てた手紙
が、「母上様、私は元気です。毎日タマネギばかり食べています。お母さん・
・・・・」私は涙をおさえることはできなかった。

 サイパンのバンザイクリフから身を投げた女性の遺骨は今や観光客で賑わう
ビーチの足元にも。

 平和の尊さを身にしみて感じた青春時代の貴重な経験の一コマ。

 米国によるイラクへの攻撃が行われるのか?非常に緊迫した状況が続いてい
る。イラクによる核開発の疑惑など実態は報道で接するほかに知りようも無い
が、日本は世界で唯一の被爆国として平和的な解決に努力すべきである。戦火
の犠牲になるのはいつも子どもや女性、お年よりなどだから。

 今日、ネットワーク地球村という団体の皆さんと海老名市議会に「平和の意
見書」を国に提出することを求める陳情を提出した。

 すでに県内はもとより国内の多くの自治体議会でこの意見書は可決され小泉
総理など関係機関のもとへ届けられている。今は一市民となった自分。海老名
市議会での審議の行方を見守りたい。
     
03.02.19 海老名の犯罪
 日々の活動の中で、市民の皆さんから最も多く頂くご意見が防犯の問題。警
察行政に対する要望がその大半であり、県政を目指す自分にとっても最重要な
課題。そこで、海老名警察署、生活安全課を訪ね昨年一年間の市内の犯罪発生
状況を調べてきました。
 以下、海老名警察の資料による。

凶悪犯   計 17件
 殺人      1件
 強盗      8件
 放火      4件
 強姦      4件

粗暴犯   計 135件
 暴行     55件
 傷害     48件
 脅迫      1件
 恐喝     38件

窃盗犯    計2817件

知能犯    計26件
 詐欺     23件
 横領      0件
 偽造      3件
 汚職      0件
 背任      0件

風俗犯    計14件

 ワイセツ
  公然・頒布等12件
  強制     2件
 賭博      0件

その他   計 339件

  合計    3348件

 窃盗犯罪の中で話題となったピッキングによる侵入は各家庭による対策が進
んだためか減少したもののサムターンと呼ばれ、ドアに穴を空けて内側から鍵
を開ける新手の手口の犯罪も海老名では発生し始めているとのこと。またひっ
たくりについてはそれがたんなるひったくりから、被害者に怪我をさせたり、
転倒で死なせてしまうようなケースも市外で発生しており、強盗傷害などに発
展することから警戒を強めているとのこと。

 窃盗事件の地域ごとの発生件数などさらに詳しい情報については後日アップ
させて頂きたいと思います。
     
03.02.20 水源税
 丹沢や相模湖周辺の自然破壊は想像以上に進んでいるらしい。ブナなどの生
い茂る原生林は酸性雨による立ち枯れが進み、登山道は荒れ、造営林の杉など
は間引きが行われないためエンピツのように細いまま光を求めて高く成長し、
やがて台風でもくればバタバタと倒れてしまう。相模湖のアオコの発生は激し
く「この水を飲むのか?」と現実を受け止めかねる状態だそうだ。

 私がNGOのボランティア団体の一員として植林事業を行うためにタイに滞
在していたとき、日本に留学したことのある青年は言っていた。
「タイから大量の木材を輸入する日本だから、さぞかし森のない国かと想像し
て行ってみたら、なんと豊富な森があることに驚いた。」
 事実日本の緑被率はタイのそれよりはるかに高い。
 しかしその森の実態は想像以上に荒廃が進んでいる。立ち枯れの森から追わ
れた猿や鹿のことはとても身近な問題だ。

 そこで、神奈川県では水源の森を守るために水道水を利用した人からごくわ
ずかな税を頂こうという「水源税」の導入を目指している。水の使用量1立方
メートルあたり1円から2円、一家庭あたり月額100円程度の負担をして頂
き、そのお金で森を守ろうという計画だ。
 例えばそのお金で相模湖周辺の下水道を整備することによって湖のアオコは
確実に減らすことができるであろう。
 しかし、水の大量消費地である横浜、川崎、横須賀の各市がこの新税の導入
に反対している。新しい税金の創設に反対はつき物だが、私は是非この構想を
進めるよう求めて行きたい。

 選挙に出ようという人間が新税をテーマに挙げようなどというのはバカだろ
うか?
     
03.02.21 求む!ボランティアスタッフ
 宛名書きの出来る人を求めています。ご協力いただける方、是非ご連絡下さ
い。

 長田事務所 電話046-236-0678

     
03.02.22 駅頭がにぎやかに。
 毎朝の駅頭朝だちを始めて6ヶ月半が経ちました。最近では綾瀬で市議選が
四月に行われることもあって色々な立候補予定者の方がさがみ野やかしわ台、
海老名などの駅にやってきて、日替わりメニューのように駅前を賑わすように
なりました。若手の候補者もおり、頑張ってほしいなぁ。と思って見ておりま
す。しかしこの朝立ちってやつもすっかり選挙のテクニックみたいなものにな
ってしまった感があり、皆さんから「うっとうしいなぁ。」と思われなければ
いいが。半年以上かけて築き上げてきたものが一気に陳腐化してしまいそうで
少々不安ではあります。
     
03.02.23 79億円
 上郷から河原口の相模川沿いに建設が始まっている県立公園(相模三川公園)
の建設費の概算が明らかになりました。その額およそ79億円。費用の大半を
神奈川県が支出し、一部を国が補助することに。
 市民一人あたりの公園面積の少ない海老名市にとって、県立公園が作られる
ことはとても良いこと。しかし、連日の座談会で私は参加者の皆さんに問いか
けます。「海老名市内に県立公園の建設が始まっていること、ご存知ですか?」
答えは9割以上の人がNO。「え〜本当ですか?」

 市民にとってこれほど大きな事業について、市民のほとんどが知らないうち
にすでに建設が始まっているという事実に私自身驚いています。費用の問題は
もとより「こんな公園を作って欲しい。」とか、「これまで市営のグラウンド
だった場所はこれまで通り海老名市民が優先的に使えるの?」などといった問
題について市民(県民)の意向が活されているとは思えません。
 ちなみに平成16年度中には一部完成するのです。

 県議会議員は12万人の海老名市民をたった一人で代表し、そして県の最新
の情報に触れられる立場の人。スポークスマンとして我々市民に「今、県でこ
ういうことが決められようとしていますよ。」と情報を伝え、市民の意見を集
約することは大切な仕事。そう思いませんか?
     
03.02.24 おさだの三種の神器
 のぼり旗・ハンドマイク・そしてベージュのコート。



 写真ののぼり旗は毎日手にして駅頭や街頭演説に使用しているもので、友人
による手染めの一品。ムラがあるのはご容赦頂きたいことろですが、裏側に縫
い付けてあるお守り札はこれも別な友人がJリーグの鹿島アントラーズの地元
で戦勝の神様と言われる鹿島神宮から頂いてきてくれたも。そしてもう一つは
あの源義経と弁慶が平泉に落ち延びる際、石川県の関所で囚われそうになった
とき、弁慶が「この者は我が手下。」と偽り、主君である義経を「お前がのろ
まだからお役人に疑われる。」と大きなな棍棒で打ち据え、難を逃れたという
逸話で有名な「安宅関」(あたかのせき)横にある住吉神社から「難関突破の
お守り」として頂いてきたもの。



 そしてハンドマイクは初めて選挙に出た7年前、なけなしの貯金をはたいて
買った品物で、私の選挙はここから始まったと言えます。

 そして「刑事コロンボみたい。」と周囲から不評なベージュのコート。日中
の屋外で私を見かければ必ずこれを着ていると思いますが、もう袖はほころび
ているし、確かにみっともないものかも知れませんが、もう15年、寒い季節
の選挙では必ずこれを着て多くの候補者を手伝い、そして勝ってきた縁起の良
い一着です。

 我が歴史と汗をにじませた思い出の品です。
     
03.02.26 2.26事件
 アルカイダとか、イラクとか、戦争の現実など遠く非現実的な出来事としか
感じない日々を送っている我々日本人だが、66年前の今日東京では、陸軍の
青年将校によるクーデターが起きていた。

 当時長引く不況に凶作が重なり、特に東北地方では娘を娼婦として売らなけ
ればならないような困窮が続いていた。妹を売り、家族が貧困にあえぐ当時の
青年将校たちにとって栄華を誇る財閥と、それと癒着する国の政治家の姿は許
しがたく、ついに命を賭しての決起となった事件である。

 政府要人の命を奪ったクーデターをいたずらに美化することは避けたいが、
国を憂い国家のために決起した青年将校たちの純心は尊いものと思っている。

 すでに700兆円とも言われる借金を負った今の日本。そのつけは総て我々
国民と子孫が負担しなければならない現実の中で、天下りで高額の報酬を手に
する官僚や利権をむさぼる政治家に何することもなくいられる今の私たちの方
がよほどおかしいのかも知れない。
 今は銃を手にすることなく投票によって国を変えることができるのだ。
     
03.02.27 工事完了
 工事中の多かった当ホームページのうち、「政治を私たちの手で。」のコー
ナーと「後援会入会フォーム」のコーナーがアップ致しました。
 「政治を・・・」のコーナーではボランティアの募集を、「後援会入会フォ
ーム」からはおさだ進治後援会への入会手続きをして頂くことが出来ます。ど
うかお一人でも多くの方のご登録をお待ちいたしております。
     
03.02.28 二月は逃げて
 1月は行ってしまう、2月は逃げてしまい、と言いますが、アッと言う間に
今月が終わってしまい、もう選挙告示まで一ヶ月と三日となってしまいました。
 3月は去ってしまうのか・・・・選挙準備も大詰めを迎えながらまるで、い
かだに乗って急流を下るような日々です。
     
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