03.07.01 思いでの場所へ
 22歳、大学4年生。就職も決めずにキャンパスをうろついていた私でした。
まるで大学のヌシとでも言うか、そこに住みついているかのような存在の私で
したが、早稲田のスーパーフリーのなんとかという非人間とは全然違ったバン
カラ学生というやつ。実際、シロウト童貞と言ってもいいほどの・・・・・
 ガクランに下駄履き、梅雨のある日、いつものように酔っ払って応援団の部
室に寝泊まりした日の午後、牛丼でも食おうかと外へ出たところへ一台の黒塗
りのプレジデントが目の前に停まりました。金色の菊の紋章が入った車体を見
て、「またヤクザにからまれるのか?」と・・・・実際数日前に池袋の西口で
松○会という組の方たちと小競り合いがあったあとだったので。
 しかし車から降りてきたのは、やはりこの学校を何年か前に卒業された先輩。
家柄は四国高松の銘家で、今は衆議院議員の公選秘書を務めている方。金色の
紋章は自民党公用車のマークだったのだ。

 「押忍!(オス)」

 そのまま車に乗せられて連れていかれたのが生まれて始めて見る、芝の増上
寺の、そのまたとなりの東京プリンスホテル。つまづきそうにふかふかのジュ
ウタンを下駄履きで歩き、目的の会場は当時の運輸大臣橋本龍太郎氏の資金集
めが目的の政経パーティーだった。
 金丸信とか後藤田正晴とか、新聞で見る政界、財界の顔を目の当たりにして
あっけに取られたもの。思えばあれが私と政治の最初の接点だったのだ。以降
私は根城を大学のキャンパスから高松選出の代議士さんの国会事務所へ移した。

 あれから16年が経った今日、自民党山崎派の資金集めパーティーに出席す
べくその同じ会場に立ちました。当時の仲間が「お前、あんまり政治と離れて
しまうと油が抜けきってしまうぞ。たまには中央政界でものぞきに来い。」
 と、さそってくれたのです。
 そして私は、自分と政治の出逢いの原点を改めて確認してきたのです。

 梅雨はまだまだ続きますね。何卒ご自愛のほど 祈ります
     
03.07.04 内面で同居する新旧
 たまには神奈川新聞もいいこと書くもんだ。と、今日のコラムを読んで思い
ました。コラムでは松沢知事が松沢氏自身の政治団体に寄付をしていた人物を
第三セクターのKSP(かながわサイエンスパーク)の社長に任命したことを
取り上げ、「松沢知事の内面には新しい感覚と、古い保守的な体質が同居して
いる。」と指摘した。さらに「県民はだまされない。」と切って捨てたのだ。
どうせなら社説にしたら、と思うのだがまさに今の松沢氏の本質を射抜いたよ
うな一節でした。
 かっこよく正論を吐いているようだが、その本質は保守的で、利己的、その
かっこよさは少し角度を変えて見れば単なる軽薄さの表れと感じている県民も
少なくはないようだ。県議会野党のヒステリックな反応も知事のこれまでの政
治的な経緯の中で培われた反感が怨念となって吹き上げているようにも感ずる。

 ところで小泉総理はどうだろうか?かつて田中真紀子さんは「小泉は清潔じ
ゃない、汚れた部分は全部秘書の飯島と姉が処理してきた。」と言ったことが
ある。つまり小泉さんの中にも古い体質は同居している。石原都知事は?等々
考えればそういった同居が悪いのでなく選挙なりで表現してきた事と実際の行
動にギャップがあればこそ批判されるということなのではないか。
 センセーショナルにデビューした知事だけに県民は実像以上に松沢さんに対
して新鮮なイメージを持っている。だからこれから先松沢さんが選挙で売り込
んだイメージと違った妥協を繰り返せばまさに今日のような論調は火を吹き上
げるように高まるだろう。

 松沢さんが知事を二期もやったら国政に帰ろう、なんて中途半端な気持ちで
いるようならそれこそ三日天下に終わりかねない。
     
03.07.06 お勧めの小説
 久しぶりにハマれる小説に出会いました。

 星々の舟  村山由佳著  文芸春秋刊

 兄と妹の禁断の恋を描いた小説ですが、それだけでなく、その周辺の人々の
赤裸々で、業の深い、それでも案外身近なところにもありそうな、そんな人生
模様を実に素晴らしい描写で著わした一冊。
 本の体裁ばかりは分厚いのに中身が薄っぺらな半分も読めば飽きてしまうベ
ストセラーの多い昨今ですが、私はこの一冊、その描写の巧みさや、その一文
を書き上げるために費やしたと思われる取材と情報量の豊富さ、深さという意
味でもまさに名作に値するものではないか、などと思ってしまいました。

 一文に驚き一節に感嘆す (樋口)一葉何者ぞ 

 だったかな?無名の新人樋口一葉を評した夏目漱石の寸評ですが、村山由佳
という著者、あまり知られていない作家だと思いますが、すばらしい。



     
03.07.07 政局
 今日亀井市長が議会各派に対し、今年11月に予定される市長選挙に出馬し
ない意向を表明。

 翌朝・亀井氏の決意は固いらしく早速神奈川新聞の一面に引退を伝える記事。
    これでは留意のしようもない。と言うより、沈黙と速攻の引退表明に
    は「迷いはない。」「この上迷いたくはない。」という気持ちが感じ
    られます。
 
 まだ亀井市長の功績を評価するのは早いでしょう。しかし、その愚直なまで
に不正を嫌い、不偏不党を貫いた姿勢は多いに評価されるべきと感じます。
     
03.07.08 出処進退
 出処進退を分かりやすく明確にしている。ということは政治家にとってとて
も大切な素養であると思います。私自身もそのことに注意をはらっているつも
りですし、また今回引退を表明した亀井市長の態度も明快で未練がましさが無
く潔いと感じました。

 以前、私が県議選への出馬を表明したとき、
「だれかの後継を狙うとか、誰かが出ないから出ようとか、そういうことでな
く自分がやろうと思ったら自ら進んで出る。長田さんのそういう態度が私は好
きです。」
 と市長は言ってくれたものです。
 今回このように市長がキッパリと明確にそして取り付く島を与えないように
引退を表明した胸中には、やはり後継を狙う動きや、虎の威を借りようとする
勢力に対して一線を隔したい思いがあったのではないか?とあくまでも私見で
すが私は思いました。
 
 出処進退が明確で、虎の威を借りず、操られるとことなく、何よりも政策と
社会のために尽くそうとする情熱のある人が自ら名乗りをあげてくれたら、私
も是非応援したいと思います。
     
03.07.09 少年犯罪
 暗い部屋にぼんやりと灯く白熱電球の黄色い光やそれに照らされた風景には
温かみがあって私は好きだ。ロウソクの光の温度にも似ているし。
 白い光を放つ蛍光灯の灯りには清潔感を感ずるもののその冷たさが苦手であ
る。暗闇の、例えばキャンプ場の炊事場にポツンと灯る光の足りない蛍光灯を
見たとき、背中が凍るような冷たさを感じないか?

 いつも家中を明るくしていたい私のあとを追うように女房は「もったいない。」
と言って私が灯けたその灯りを消して回る。なのに彼女は朝起きると同時にテ
レビのスイッチを入れ、炊事の時も洗濯のときも、電話中もテレビを消すこと
がない。人の声が聞こえていないと不安なのだそうだ。私はソファーで居眠り
をする彼女の横でプチッとテレビのスイッチを切ったりする。

 そのテレビからいやなニュースばかりが否応無しに耳に送り込まれる。福岡
の一家4人殺害事件。沖縄の中学生リンチ殺害事件。そして長崎では幼児を駐
車場の屋上から・・・・。

 できればそんなニュースには触れずに知らないままに過ごせないものかと思
う。今の社会はどうなってしまったんだ、とかこれからどうすればいいのか?
なんて俺が考えたところで何が変わる?そんな無力感にかられる。まるで、あ
の白い蛍光灯のように血の通わない、そして弱い光を見るような気分だ。
     
03.07.13 11月の選挙は5回も投票!?
 どうやら衆議院の解散総選挙が11月9日に行なわれるらしい。自民党の幹事長
派閥の山部hではすでにこの日程でメンバーに臨戦体勢を組ませているという。
 さて、本来なら11月の二または三週目あたりに行なわれるはずの海老名の市長、
市議選挙。9日に総選挙が実施されることになるなら当然同日にいっぺんにやっ
てしまおう、ということになるであろう。そうなると・・・・投票所では、まず
@市長候補に一票、A市議候補に一票、B衆議院の地方区候補に一票、そして
C衆議院の比例区候補に一票、その上D最高裁判所裁判官の国民審査で一票。と、
順番はともかくなんと一度に5回の投票を行なう選挙になるということ。
 それでも別々にやって二週続けて選挙、なんてことになるよりはマシだと思う
が、投票所での混乱は避けられないのでは?とくに電子投票の実施を目論んでい
る海老名市の市長、市議選挙、いったいどうなるのだろう?一つの投票所で電子
投票と手書き投票(衆院選)の両方を行なうというのはそれだけでも有権者を混
乱させそうだが、しかし一方で、5つの票を開票する作業を思えば、一部を電子で
行なえばそれだけ人の手間は省けることになる。
 ちなみに衆院選が電子投票になるということは無いようです。全国で一斉に電
子投票を行なうほど端末機などの機会設備が無い。というのがその理由。
 いずれにせよ大変な選挙になりそうです。
     
03.07.14 厚木市議選挙
 厚木の市議選挙が行なわれました。28人の定員に対し、39名が立候補すると
いう異例の激戦となった選挙で、私も注目しておりました。終わった印象とし
てはやはり、地域代表としての保守地盤をまとめた候補者と公明党公認の候補
者が強い、ということ。
 一方、共産党が2名を落選させ選挙前の議席3から1に減らしたこと。更に
選前の議席が4あったところを候補者3名に絞った神奈川ネットがそれでも1
名を落選させて議席2になるという、どちらの組織も衰退の傾向をうかがわせ
る結果がでました。
 共産とネットの得票が伸びないことの理由の一つに若い無党派系の候補者が
多く立候補したことがあるのではないでしょうか?現状の体制に批判的な考え
を持つ市民の票の受け皿となってきた二つの組織だが、そこへ若い候補者が多
数名乗りをあげて票を奪い合った結果、共産もネットも取り分を減らしてしま
った。ということでは?両党とも万年アンチテーゼ(反体制)に甘んじてきた
報いと言ったら手厳し過ぎるか?
 そしてその一方で若い候補者もやはりバタバタと落選してしまった。自転車
にのぼり旗の選挙もすでに二番煎じとなり、また、一つの選挙でそういった候
補者が何人もゾロゾロと出てしまうと、もはや新鮮さを通り越していかがわし
ささえ漂わせてしまう。
 そして結果として保守地盤に支えられた土着型の候補者と、嵐が来ても微動
だにしない堅実な組織をもった候補者が勝利をものにした。

 どこの選挙も似たような状況で、政治の刷新など望みようも無いが、投票率
が48%ではどうにも仕方が無い。投票に行った48%の人たちというより、投票
に行かなかった52%の人たちが出した結果と、少々乱暴だが、私はそう見る。
     
03.07.15 福祉反省記
 福祉の仕事で生活するようになって2ヶ月。ふと、あることに気付きました。
それは自分の心の中にある二つの邪心。いけない心です。

 ボランティア団体のスタッフとして知り合った脳性麻痺の障害をもつ彼は私
と同い年。髪をマッキンキンに染め、いかしたピアス、いつもバイクやクルマ
の話をします。
「俺が乗ってたカマロはリッター4キロしか走らなかったぜぇ。事故ってオシ
ャカになっちゃったけどさ。」
 子どもが3人いて、結婚もすでに3回。前の奥さんはモデルをしてたとかで、
「すっごい美人だったんだぁ。」
 とのろけやがる。二人でドライブにも行く気の合う友達となった彼だが、と
きどき俺の心に「ったく障害者のクセによぉ。」という気持ちが沸き起こる。
「障害者のクセにピアスかよ。」「障害者のくせに酒飲みすぎだ。」「結婚し
たくてもできねぇやつも多いのに・・・障害者のくせに・・」

 全部、私の心にある偏見が生み出すもの。バカな邪心です。
 女のクセに、男のクセに、子どものクセに、そんな思いはだれにでもあるけ
れど、障害者のクセになんて思う俺はダメな人間だなぁ。

 そしてその反対も。

 車椅子のIさんの外出のお世話をさせて頂くようになってからもう3年近く
になります。高名な学者でもあるIさんの出かける先は学会であったり、ホテ
ルのパーティーであったり、とかく人ごみの多い場所です。人ごみの中を車椅
子で移動するのは結構大変です。私は車椅子を押しながら「すみませぇん。通
らせてくださぁい。」と言いながらついつい思います。
(おいおい障害者の人が通るんだからみんなもっと気を付けろよ。)
 障害者の方に付き添っているというだけで、それをタテにいつのまにかとて
も尊大な気持ちになっているのです。もちろん言葉に出したりはしませんが。
 ホテルでボーイさんに聞きます。
「障害者用のトイレはどこですか?」
「あいにく当ホテルには・・・・設備がございません。」
(なんだって?こんちきしょう。それでもホテルかよ。バリアフリーって言葉
を知らんのか?)
 ってなぐあいです。こんなときには結構顔にも出ているんではないだろうか?

 これもまさに偏見そのもの。机上の知識だけでノーマライゼーションがどう
のこうのと分かったようなことを言っていた議員の頃にはまったく分からなか
った感覚です。
 現場で学ぶことは多いなぁ。
     
03.07.17 酔って候(そうろう)
 “親の言葉とひや酒は、すぐに効かずにあとで効く”

 カウンターと小あがりしかない場末の居酒屋でしたたか飲んだ、尿意をもよ
おしトイレに立つと、便臭を包んで漂う芳香剤の強い匂いが、あの4月の選挙
事務所のトイレの匂いとおんなじで、
「あぁ〜。」
 匂いというものが、こんなにも人の記憶をよみがえらせるものかと思いなが
らあの日の思いが胸に込み上げてきた。下半身の括約筋を開放したとき、窓越
しの闇に見える電車の様子、ふいに涙があふれてあふれて。
「まいったなぁ。」

 ついでに腹にたまったものも吐き出しちまえと和式の便器に顔を突っ込みな
がら吐瀉音にまぜて「ウォー。」と声出してみた。

 鼻は詰まるは、シャツは汚すは、顔におつりまで・・・・みっともねぇ話だ
なぁ。

 豹変して帰って来たつれの顔を見て唖然としている男の顔と、おしぼりの袋
を破いて差し出すママさん。どっちの顔にも霞みがかかっちまっている。でも
放っておいてくれたので。

「ママ、カラオケやるかなぁ。酒と女と、、、涙と、お金、、、だっけ?ほら
川島エイゴの。」

 忘れてしまいたいことやぁ〜♪
   どうしようもない寂しさにぃ〜♪
      包まれたぁときに男はぁ酒を飲むのでしょぉ♪
     
03.07.20 岐阜で電子投票トラブル
 岐阜県可児(かに)市では全国で5回目となる電子投票による市議選挙が行
なわれましたが、トラブルが発生。開始直後の8時から7ヵ所の投票所でシス
テムが稼動しない事態となったそうです。
 投票できない状態におかれたのは数十分間とのことですが、公正さや厳正さ
を求められる選挙、特にたった数票の差で当落が決まる市議選挙でこの問題は
単なるトラブルでは許されない事態と言えそうです。

 海老名市においても今年11月に予定される市長、市議選挙で同じようなシ
ステムを使った電子投票を実施する予定で、大きな不安を残す結果となりまし
た。そもそも投票用紙などの現物証拠の残らない、データーだけの選挙結果を
信用すること自体、考えるほどに不安が残ります。

 海老名市議会の最大会派“海友クラブ”の皆さんが当日この可児市へ電子投
票の実施状況を視察に行っていたそうだ。
 なんとタイムリーなことかと思うが、現地で見聞きしたことの成果を発揮す
る良い機会。是非視察の成果を海老名の選挙に向けて活かしてほしいものです。
     
03.07.22 地方自治を愚弄(ぐろう)する気か?
地方自治を愚弄(ぐろう)する気か?
 横浜市内の米軍施設を返還する代わりに池子の横浜市分に約800戸の米軍人
住宅を作りたいそうだが、この代替地(池子)が逗子市に隣接していながら
逗子市には説明も情報の提供もしないという政府の態度には怒りを覚える。
 行政の管轄が外れていようが池子の森は一体だし、この二十年ほどの間、池
子問題で国策に翻弄され続けてきた逗子市民の感情を思うとまったく他人事で
はいられない気分だ。
     
03.07.23 おかげ様で、4万ヒット!
 気がつけば、トップページのカウンターが4万を超えていました。この日記
に直リンクされている方も多いようなので実際には5〜6万のヒットと予想さ
れます。
 改めまして日頃のご愛読に心から感謝申し上げます。特に四月の選挙が終わ
ってからアクセスが増えているという現象がおきており、「皆さん心配して下
さっているのかなぁ。」と感慨もひとしおです。
     
03.07.24 直木賞
 先日紹介した「星々の舟」という作品が直木賞に選ばれたそうで、俺の目も
マンザラでもねぇなぁ。などとしばし悦に浸り・・・・・

 実はちょっと前に目標を立てました。
 この浪人中に本を200冊読む! 

 だいたい週に一冊ずつだから・・・・なんとかなるかと・・・・・
 今、北方謙三の書く歴史物がなかなかかっこ良くてハマッております。
     
03.07.25 給料日
 議員のころから、そりゃ給料がもらえて、それはうれしかったが、こうして
勤めに出るようになって頂く月給のうれしさはまた別ですね。手取りで25万
円にも満たないのですが、それでも毎日決まった時間に出社して、10時と3時に
お茶が飲めて、決まった時間に仕事を終え、タイムカードの印字が積み重なっ
ていくのを眺める。
 家路というのがこんなにも清々しく、軽やかに思えるなんて始めての経験だ
なぁ。途中の魚屋に寄って好物の刺身をちょっとばかり買って、風呂あがりに
イッパイやるのが至福の楽しみ。そんな毎日が今の自分にとっての幸せなんだ。
 
 みやこ落ちの日々も考え変えれば、悪くはない。

     
03.07.28 厚木北高校野球部ベスト8進出
 甲子園出場を目指す夏の大会が連日行われている。私も母校座間高校では野
球部員として青春の汗を流した経験があり、夏の大会では5回戦ベスト16の
戦績がある。(私は補欠でした。) 
 横浜、桐蔭、東海相模、桐光、Y校、法政二などなど私立の強豪校がひしめ
く神奈川の高校野球では甲子園出場校自身が言う通り、神奈川県予選を勝ち抜
く事の方が甲子園で勝つより難しいと言われている。そんな中でベスト8以上
に公立の高校が勝ち進むことはまさに至難。もうそれだけで甲子園大会出場に
等しい価値があるのではないか?と私は思う。
 今年は厚木北高校がそれを果たしてくれた。特にこの学校は何年か前にスポ
ーツ学科が新設され、今、学校全体が生まれ変わろうとしている。荒れた校風
の時代もあったが、スポーツという取り組みを手がかりに今生徒たちが、自ら
の学校に自信と誇りを持とうとしている。
 偏差値ばかりで区別されてきた県立高校の一つひとつに特色を持たせ、そし
て子ども達のひとり一人が何を目的に高校を選び、そしてそこで何を学ぶのか。
その目的が持てる。今の公教育にとって、今の子どもたちにとって一番必要な
ことだと思います。
     
03.07.29 茶飲み話
 引退を決めてしまった海老名の亀井市長さん。まだ任期も人気も残している
が、サラリとした引き際を決めて内心ホッとしてるだろうなぁ。でも、それ以
上に寂しさもあるのでは?
 そんな思いから今日は市長室をたずねて市長さんとお茶のみ話しをしてきま
した。
     
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